佐吉、斬られなきゃイイんだが…
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佐吉、斬られなきゃイイんだが…
一番の大団円は、朱音が父上の濡れ衣を晴らし、家を再興して、若旦那が武家格に戻って朱音に婿入りして後を継ぐって話に固まりつつありますね。
『人を捜している』と若旦那にも知られてなかったっけ?
利一郎と若旦那の結託は別の話?
勘違い記憶違い?
もうチット解像度を上げておくんなまし。
ヨイとかワルイとかじゃなくて弱肉強食なだけだ。
身体が弱いのも頭が弱いのも自分を餌の側にする。
ドタバタと面白いが、裏松家での朱弥子の扱いに察しが付いたなら、朱弥子自身の自己認識(自分の健康状態から立場や役割の重要性など)が真っ当かどうかも察しが付くだろうに、当人に確認しようとしないのは、察しが付いていないということか。
また察するだけで裏取り(証拠探し)をしようとしないのは、ビジネスマンとして如何なものかとも思う。
また多額の結納金に対して、朱弥子の輿入れに掛けられた金額の低さ無さから、「これは、どういうことでしょうか?」と裏松家に問い質して、貸しを作るくらいしないと、政略結婚の意味が無いのではないか?
これでは黒田家も、日出鶴を初め側仕えまで含め、あまり優秀とは言い難いのではないかと、今後の辻褄合わせが心配になる。
ん〜。本来は性欲って結婚欲なのよ。
繁殖行為なんだから。
昭和の高度経済成長が終わった頃から、婚前交渉が蔑視されない風潮が出てきて、バブル前には『男女が付き合う=結婚前提』とは限らないのが標準的になってきた。
そして21世紀には『男女が付き合う=セクが在るのは当たり前※』になり、それはもうフリーセク時代の幕開けと呼んで差し支え無く、平成には結婚したカップルが童貞と処女な確率が10%を切るような事態になり、繁殖行為ではないセクの方が多数派を占める今の令和に繋がる。
中高生ならともかくオトナになっても、男女が付き合うことは、すべからく結婚前提である…訳ではない、という状況を歪に感じないことが一般的になってしまったが故のジレンマが、この作品の背骨ですね。
※もはや中高生(小学生でさえ)と言えども、セクが無い男女交際に対して『それって付き合ってるって言えるの?/それって単に仲の良い友達と何が違うの?』という疑問が素朴視されつつあるのが昨今の問題。
…辛うじて問題とは思われている。
結婚を意識(覚悟)しないまま「付き合って下さい」と告れる、或る意味オトナになっても中高生の男女交際が出来る男(っていうより男の子だね未だ未だ)の存在が許される社会が、性欲を結婚欲から分離させたんだな。
男だけじゃなく女もか。『女(の子)にだって性欲は有る』という認識はもう市民権を得てるからね。
いい歳になっても女の子であることが許されるから行き遅れるんじゃないかな。
これも少子化の一因なんだろうね。
中高生のウチからセクしまくって、成人した頃には『恋だけの恋愛はもうゲップが出ます』と言わせるのも少子化対策かもしれない。
キツイ選択ですね。
或る意味コレって茨の道じゃないっすか男女とも。
結婚したい相手が見付かるまでに、お互いに恋心(と書いてトキメキと読む)を薄れさせないと修羅場になるよ。
それに結婚は条件“だけ”で選んだら失敗するし。
破天荒過ぎて落ちるとなったら底無しに落ちるのは厳し過ぎるから、下限だけは設定した上で『この人となら一緒に苦労しても良い』が条件の設定方法だとして、一緒に苦労しても良いだけのトキメキが必要。
欠点も含めて今の相手よりも好きになれるかだよね。
事故で働けなくなるとかの外部要因は本人の欠点じゃないと感じられる大人心も結婚する資格条件。
22歳かぁ、アラサーのオネエさんねぇ…
ギリギリでアリだったか…いやソノ人次第でしたね。
自分より2〜3歳上くらいにしか見えないオネエさんなら実年齢がどうでもアリだっただろうな。
逆に(中身的に)コッチが相手にされなかったけど。
22歳男子なんて物心付いてるか怪しいくらい子供だよ。
それもまたソノ人次第なんだろうけど。
俺も政行さん(みたい)になりたい。
青楼オペラ
044話
第16話-1