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実は最初に無料で読み始めたとき、サリが悟り過ぎてるというか大人しすぎる気がして、一度やめてしまいました。
でもしばらくして改めて読んだら、それは自分の人生を諦めざるを得ない事情があったためで、次第に照れたり慌てたりいろいろな表情が見え始め、気づけばすっかり感情移入して最後まで読んでしまいました。
脇役のアヌビス、ヨルムンガンド、アミトなどもそれぞれの信念に沿って生きる様が魅力的で、そこも含めて読み応えのあるお話でした。
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実は最初に無料で読み始めたとき、サリが悟り過ぎてるというか大人しすぎる気がして、一度やめてしまいました。
でもしばらくして改めて読んだら、それは自分の人生を諦めざるを得ない事情があったためで、次第に照れたり慌てたりいろいろな表情が見え始め、気づけばすっかり感情移入して最後まで読んでしまいました。
脇役のアヌビス、ヨルムンガンド、アミトなどもそれぞれの信念に沿って生きる様が魅力的で、そこも含めて読み応えのあるお話でした。
恋愛ごとが苦手で空回りするラチエル、スマートなファハド、ズバズバ言う侍女イヴァのやり取りは今っぽく、ゆるい感じで面白いです。
これから二人がどうなっていくのか、楽しみです。
登場人物がそれぞれクセのあるキャラで、ストーリーもスピード感ありギャグありシリアスな伏線ありの盛りだくさんでとにかく面白いです。
疑似家族となった三人にはそれぞれに暗い?過去がありそうです。
ギャグセンスが秀逸だけど、これからそのへんも明らかにされていくのかなと思います。
個人的には夫役と妻役のこれからの関係が気になる…
早く続編出ないかな!
恋愛に不慣れで料理上手で節約家の女子高生の家政婦と、眼光鋭くぶっきらぼうで誤解されやすいけど意外と面倒見のいい作家、という組み合わせがもう面白いのですが、まず絵がとてもいいです。
ふみの微妙な心の動きが繊細な表情で描かれていて、つい感情移入してしまいます。
先生は、「正統派ではないかもしれないけど、かっこよくて色気がある」と作中でも言われていますが、それが絶妙に絵で表現されています。
痩せて背の高い男の人の骨っぽさ、Tシャツにジーンズというラフな格好の崩し具合。ふと手を挙げたり髪を束ねたりする仕草にもちょっと色気を感じます。
不器用な二人が距離を縮めていく様子に胸がキュンとします。
まだ途中までしか読めていないのですが、意外と早く付き合い始めてしまったので、これからどんな展開になるのか、早く続きを読みたいです(作品は完結しています)。
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贄姫と獣の王