5.0
実は最初に無料で読み始めたとき、サリが悟り過ぎてるというか大人しすぎる気がして、一度やめてしまいました。
でもしばらくして改めて読んだら、それは自分の人生を諦めざるを得ない事情があったためで、次第に照れたり慌てたりいろいろな表情が見え始め、気づけばすっかり感情移入して最後まで読んでしまいました。
脇役のアヌビス、ヨルムンガンド、アミトなどもそれぞれの信念に沿って生きる様が魅力的で、そこも含めて読み応えのあるお話でした。
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贄姫と獣の王