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安定の面白さ!
選りすぐりだけあって皆読んだことあるんだけど面白くてついつい読んでしまう傑作集。子連れ狼とゴルゴ13は日本が誇る刺客モノの最高峰
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5701位 ?
選りすぐりだけあって皆読んだことあるんだけど面白くてついつい読んでしまう傑作集。子連れ狼とゴルゴ13は日本が誇る刺客モノの最高峰
刃牙の魅力は刃牙の口元にありと思っていた。目より口元の表情にいつも目がいってしまう。寂しげとか不満げとか退屈そうとか?一言では片付かないいつも複雑な、表情は刃牙にしかない
子供でも女性特有のガンになるんだということを初めて知った。でも治療さえうまくいけば子供も生むことができるという勇気付けられる話だった
以外と知らない人が多い若年、小児糖尿病の患者の話。子供の場合治療しながら学校に通えば必ずやいじわるやいじめにつながる。
無理解な大人を減らすことは絶対大事。よんでほしい
身近にいるのがリュウマチや筋ジストロフィー。人間の共感力が試されてるような場面って意外と良くある。こういう漫画はたくさんあっていい。病院や薬局の待合室とかいろんな場所に置いてあるといいな
市井の人々へのまなざしはあったかい。
高校生二人とか冷めてる会話も面白い。
暴力のパターンよりネームやキャラの性格で魅せてるところが大きく、話の展開は単純でも引き込まれる。よけいなエロ話がないのもいい。ロケマサの愚直さが際立ち好感度アップ
鶴の刺青に意表を突かれる。
横向きに描かれがちな日本の鶴というより、「半島」の鶴のようだ。
多国籍、在日コリアンや中国人台湾人が混淆した裏社会はリアリティがある。
黒社会を描いた香港映画みたい、絵も人物造形もそれっぽく。
馬勇がかっこよくてハマる。
猥雑な感じの舞台設定なのにスタイリッシュでクール。
静けさをたたえていながら熱さを感じる独特の作画はたまらない魅力。
流石に大沢在昌原作だけあってプロットも緻密で人物造形も感情移入しちゃう魅力的な人物ばかり
とりわけ俠気の描かれ方に深みがある。
虚無感を漂わせていた男、清濁をあわせ呑み込みリアリズムに徹する刑事、二人がマタギの眼に見据えられる中少しずつ変容しながら、なお変わらず最後まで自分の筋を通すところが感動的。
そのふたりのために手足となって自ら犠牲となった者たちの死も心打たれる。
凄惨な過去を持った敵対する刺客にさえ感情移入してしまう。
読後感は清涼。
何度も読み返してその都度新たな発見があり感想も生まれてくる。
絵もキレイ。
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ゴルゴ13