4.0
もしかして初恋?
お父様がいなくなり、残された彩葉は義母とその連れ子の3人暮らし。ちょっぴりじゃじゃ馬な彼女は、庭で木の上から落ちたひなを助けているところに烈に会う。冷たいようで優しい烈。毎年送られてくる薔薇の花束、どんな理由で背中に傷を負ったのか?謎だらけだけど、烈からの招待状に薔薇の花が添えられていた。気になりこっそり、庭から入ったらダンスを申し込まれる。過去に何があったのか?とても引き込まれるお話です。冷たいようで優しい烈が素敵。
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お父様がいなくなり、残された彩葉は義母とその連れ子の3人暮らし。ちょっぴりじゃじゃ馬な彼女は、庭で木の上から落ちたひなを助けているところに烈に会う。冷たいようで優しい烈。毎年送られてくる薔薇の花束、どんな理由で背中に傷を負ったのか?謎だらけだけど、烈からの招待状に薔薇の花が添えられていた。気になりこっそり、庭から入ったらダンスを申し込まれる。過去に何があったのか?とても引き込まれるお話です。冷たいようで優しい烈が素敵。
美しい三姉妹の末っ子は、姉に相手が誰か話さずに一人で双子を産み育てていた。三姉妹で父親の仕事を引き継ぎ、裏切られたバレリーの負債を抱え込み怨みながらもささやかに幸せに暮らしていた。ある日、双子の父親が現れ父親としての権利を主張してきた。彼女をよく思っていない彼は子供を取り上げようとさえしてくる。必死で抵抗するうち、結婚を提案する。彼もそれを受け入れる。愛のない契約結婚。すぐに後悔するものの他に子供を守る手立てのない彼女は絶望に打ちひしがれる。新しい生活は彼女には苦痛でしかなかった。島の生活の中で自分探しを始める。バレリーの身勝手さに許せない気持ちでいっぱい。ラストは納得出来ないですね。
キリルは野望を秘めてアレーナに近づいた。アレーナの兄がいない時をチャンスと思い、彼女にアプローチする。無垢な彼女は彼の作戦に嵌り、すっかり騙されてしまう。キリルはアリーナの愛と引き換えに彼女の兄に取引を持ちかける。彼の企みを知り絶望するアレーナ…その時始めて、キリルは真実の愛に気づく。キリルの惜しみないアレーナへの想いに彼の罪を赦し、前に歩んでゆく2人。思いがけないドンデン返しに振り回された感満載。ラストの兄のセリフがイキです。
ショーンは有名な俳優。ある日、付き合っていた女性に私の者にならないならと車で事故を起こされ大怪我をし顔に酷い傷を負う。世間から逃げるようにコテージに身を潜めていた彼の前に現れたリア。ショーンは彼女を間違えて、引き止めてしまう。雪が降りつづけ2人は閉じ込められてしまう。閉鎖された中で惹かれ会う2人。誤解だと気づいた時には恋に落ちていた。彼を励ます健気なリア。素直に受け入れられないまま離れてしまう。結末までハラハラし通しのお話です。
12歳の頃に出会った父親同士が決めた婚約者。その時、彼は綺麗で歳の近い姉に心奪われていた。醜い幼いヒロインの事など見向きもせずに…その後、偶然彼と再会し目を負傷して絶望している彼を励まし密かな恋心を抑えきれず一夜を共にしてしまう。それきり会う事がないと思っていたのに意地悪な姉の企みで再会してしまう。幼かった頃と違い姉と正面から向き合い、彼とも…祖母のもとで成長したヒロインの逞しさ、レディとしての礼儀の良さが彼女を変えていた。ハーレクインらしからぬ展開でとても楽しめました。意地悪な姉と戦う彼女、本当に素敵です。
リジーは三姉妹の長女。両親がいない中、双子の甥っ子も含めて家族を守る為、しっかり者の姉として頑張ってきた。同じく祖父に育てられた彼は会社を守る為、愛を信じられず従兄弟との確執に悩みながら仕事に徹してきた。祖父に選ばれたい為に、リジーに飾りの妻を演じるように提案する。従兄弟のスパイかもと疑いながら…素直で献身的な彼女に惹かれつつも疑いをはらせずにいた。彼女の妊娠で一気に疑ってしまう。リジーへの愛も…三姉妹も姉妹愛も仕事の情熱も上手く描かれてます。ハーレクインらしい話です。
大富豪の彼を誘惑して好きな仕事に戻りたいジェフ。身分違いもあり、楽しい3日間のドライブ旅行で彼を落とす筈が、彼女も惹かれてしまった。彼は家庭の事情で不信感を根強く持っていて中々信用しない。友達の結婚式で始めて本当の愛というものに気づき、彼女への愛を確信するが、運悪く彼の父親の不運から全ての事業を引き継ぐ事になってしまう。彼女がひっそりと離れてしまった事にも気づかない。2人の運命は…楽しいタクシーでの旅がとても楽しく面白く描けてます。王道の展開だけど、夢があって素敵です。
カディルは本当はキル王国の王子。父が体調不良となり呼び戻される。が、彼には兄があり第1王子の兄こそキル王国の国王にふさわしいと信じていた。父親にわかって貰う為、秘書のエミリーに偽の妻を演じて貰い、父に兄の存在を認めて貰おうとする。演技のはずだった2人だが、長い間、一緒に仕事をしていた時には気づかなかった想いを確信してしまう。兄に真実を話して、愛を選ぶカディル。ラストまで話の行方がわからずヤキモキさせられます。エミリーのいじらしい秘めた想いが愛しいですね。
ハーレクインにはない展開とお話です。初めはありきたりに、父親の謝罪に会いにガブリエルのところに来たルーシー。昔、彼に誘われて一度断った苦い経験がある2人。少し皮肉屋の彼は素直に対応せずに、彼女が困るような契約を持ちかけます。素朴で素直な彼女は、年上で洗練された彼に振り回されてしまいます。彼は初めから彼女が気になり、良い人であろうとしますが、素朴な彼女は彼の真意が測りかねて何度もひいてしまう。ラストの犬の首輪はとてもイキで、ほっこりした気持ちで読み終えました。
祖父の形見を取り戻し、過去の栄光を守ろうと1人努力するカリーン。ロッテは初めから彼女に惹かれていたが、中々2人素直に歩み寄れずに頑なに傷つけあってしまう。彼女の持つ哀しみに気づきながらも、彼も意地になり優しく出来ずにいた。2人の交わした約束は残酷なもの。彼女が全てを投げ出し、彼の胸の中に飛び込むことでやっと2人はわかりあえる。遠回りして得たものは大きな愛で溢れていた。ラストの彼女の潔さが魅力的です。
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薔薇色ノ約束