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クールなおばあちゃんに夢中
亜子ちゃんと同じように、カッコいいおばあちゃんに惚れ込んでしまいました。田舎の保守的なコミュニティにはいいイメージがないのですが、現実にこんな大奥様がいらしたら痛快でしょうね。なれるものならこんなおばあちゃんになりたい。余談ですがドラマ化するならあと10年ほど先に米倉涼子さんに演じてほしい!
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亜子ちゃんと同じように、カッコいいおばあちゃんに惚れ込んでしまいました。田舎の保守的なコミュニティにはいいイメージがないのですが、現実にこんな大奥様がいらしたら痛快でしょうね。なれるものならこんなおばあちゃんになりたい。余談ですがドラマ化するならあと10年ほど先に米倉涼子さんに演じてほしい!
スーパードクターが登場する作品は漫画に限らずたくさんあるけど、総合診療科の徳重先生は腕がいいというのではなく、耳がいい感じ。患者の話に耳を傾け、膨大な知識の中から症例を見いだして、的確に診断してくれます。体調が悪いとき、どこにかかればいいのかわからないことが多いので、総合診療科の存在は頼りになりますね。
登場人物が極端に美しく描かれていないのが好感持てます。飄々とした徳重先生はイケメンじゃないし、がんばり屋の滝野先生もスタイル抜群の美女ではない。そこがかえってリアルだし、信用できます。なにげに時代の描き分けがすごく上手い作者さんだと思います。
「ミステリと言う勿れ」と、分類すれば明らかにミステリだと思うのに、ミステリであることを拒むタイトル。謎めいたそのタイトルが、そのまま主人公久能整自身を暗喩しているようだ。久能整はこの物語の中では探偵役。◯ナンくんのように行く先々で偶然か仕組まれてか事件に巻き込まれる。しかし事件の謎を明晰に解き明かす彼自身に、読者に知らされない謎があることが示される。飄々とした、平凡な(ただ少し孤独な)大学生と見せかけて、この物語のブラックホールのような主人公、こんなミステリはちょっとない。会話劇であり、コミックというより小説を読むような充実感のある作品。最後まで読みたい。
猫好き、漫画中で猫にお料理させがち!
だけど、このラーメン屋さんの猫たちは、ただお料理をするだけではありません。味はもちろん接客も一流、経営手腕もあれば従業待遇も素晴らしいラーメン屋さんです。そしてみんなかわいい!私の一番の推しは佐々木さん。他のスタッフもみんなそれぞれに背景があって、それが少しずつ明かされます。キャラクター造形が素晴らしい。常連のお客様にもちょっとしたエピソードがあるのも飽きさせません。喋れてラーメンが作れる猫という設定は思いっきりぶっ飛んでますが、リアリティーのある語り口が面白いです。登場猫と人物のこれからも気になります。
猫も犬も室内飼いが常識になっている今、玄関の引き戸を開けて出かけていく小梅さんの日常は、古き良き(良くはなかったんだけど)時代の風景ですね。かつては外を歩けば、飼い猫も野良猫もよく見かけましたし、我が家の猫も狩りに出たり縄張りのパトロールをするのが当たり前でしたが、今は外で猫を見かけることはめっきり減りました。本来野生動物ではないし、感染症や交通事故の危険もないので、今のほうが正しいのだと思いますが、外を気ままに散歩する小梅さんと、温かく見守る家族は、ノスタルジーを掻き立てますね。懐かしいなあと思って読んでいます。
まだ試し読みで四話だけですが、気に入りました!地元が京都なので知っているお店が登場するのも楽しい。料理の絵は分かりにくいところもあるけれど、台詞での表現が的確でどれも美味しそう。四話のカランのチーズケーキは亡くなった母の好物でした。年を経たカラスが変身したというと不気味になりがちなのに、カラス君の素直で健やかなキャラクターも素晴らしい。京都のお寺に本当にいそうなおばあちゃんも好きです。
平均寿命の半分を過ぎて、これからの自分を想像することが多くなりました。そして小説でも漫画でも、人生の先輩たちを描いた作品に自然に目がいくように。特にこの『傘寿まり子』は私自身小説家を目指した時期もあったため、心引かれる要素が多い漫画です。主人公のまり子がスーパーおばあちゃんじゃないところが好きです。集まってくる仲間たちも十人十色で魅力的。ドラマ化したら、と考えるのですが、主人公まり子は市原悦子さん…もうおられないので実現不可能ですが、真顔で無邪気に鋭い問いを発するまり子を市原悦子さんの演技で見てみたい!と思ってしまいます。まだ100数話読んだところで、レトルのこれからも、家族との問題もこの先どうなるのか楽しみにしています。
『透明なゆりかご』で作者を知り、命を見つめる目の温かさと鋭さに感動したので、ターミナルケアを扱うこの作品も間違いないだろうと思って読み始めた。シンプルな絵と言葉なのに、生きることの素晴らしさを訴えてくる力強さ。どの話も胸に深く刺さって、読むのにも体力が必要だ。けれど、『透明な~』もそうだったように、結末では読者に希望を与えてくれる。沖田×華、時代に求められている漫画家だと思う。
悪役が主人公だけど、ダークヒーローものというわけではないし、改心して活躍するのでもなく、主人公がやらかしてはしっぺ返しを食らうのが面白いという漫画。見栄っ張りで、傍若無人で、自信過剰だから努力は不要だと思っている網浜さんだけど、読み進めるうちに憎めなくなってくる不思議。無料分が続きが気になりすぎる絶妙なエピソードにさしかかるところまでなので、これは確実に課金してしまう。
医療現場のあまり知られていない仕事を描く漫画が好きなので試しに読んでみました。日本では麻酔科医が不足していると聞いたことがあり、実際医療現場でこのような扱いを受けているなら、これはなり手が少なくなるそうだと思いました。男社会である病院での女性スタッフに対する扱いのひどさも描写されている一方で主人公はじめ女性キャラクターの絵が極端に性的に見えるのが気になりました。全裸のシャワーシーンも不要ですよね。ちょっと読み続ける気を失ってしまいました。女性主人公の物語なので女性向け漫画で読みたいです。
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