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突然大切な人を失った人に読んでほしい
屈託なく人に愛された弟さん、そして亡き後もお友達や人が集う家。なかなかこうはなれないなぁと思います。暖かい方だったのでしょう。壊れながらも構築されていく家族の様子がリアルでした。
「つけられた傷ばかりを数えてきたけれど、それ以上の人に生かされてきたんだ」、というところに至るまでに、たくさんの時間や混乱があったろうと思います。
突然の別れは日常の延長にある、ということも書かれていたと思いますが、心して、日々を大事に生きたいと思います。ありがとうございました。
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16歳で帰らなくなった弟