5.0
面白かった〜(^^)
久しぶりのタカスギコウ先生作品でした。
僕が好きな先生の作品は「女神のような歳上奥様」ですが、この作品もその展開を踏襲した感じで楽しかったです。
タカスギコウ先生の画も好きですし、女性たちの身体のラインもいいですね。
また新しい作品お待ちしてます。
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久しぶりのタカスギコウ先生作品でした。
僕が好きな先生の作品は「女神のような歳上奥様」ですが、この作品もその展開を踏襲した感じで楽しかったです。
タカスギコウ先生の画も好きですし、女性たちの身体のラインもいいですね。
また新しい作品お待ちしてます。
『イケナイ菜々子さん』がなかなか更新しないなぁど思っていたらコチラを執筆されていたんですね。
作品の中に文学や社会学の要素が盛られていて楽しく拝読しました。何よりあさぎ先生の画風が好きです。
『菜々子さん』の方は蒼くんと結婚してハッピーエンドで終わって欲しかった。インターンの話あたりはちょっと食傷気味です。それでもあさぎ先生の意向ならいいですが編集者が無理矢理引き伸ばしているなら辞めるべきでしょうね。
「ふたりのおうち」の唄子さんとは真逆で超打算的過ぎるしおりさん。
夫の日記を盗み読みすることから端を発し浮気をしてしまう。しかしその浮気相手との関係にモヤモヤが生じてしまう。
このお互いを思うモヤモヤが好き。
いい作品。これからも楽しみです。
何回も読み返し、その度に胸を詰まらせています。
美しく切ないふたりの景色は茜色か月夜、またはざぁざぁ降り雨でその時その時の心象風景がどちらのものかを読むたびに考えさせられてしまいます。
ところで物語の中で和也は意外なことにケンカが強いことが判りますが、このキャラ設定は必要だったのか?考えています。
荒んだ生活をしていた時期に先輩から教わって街で腕試ししたり…、あ!でもやっぱその設定でいいんだよね。だって京介から唄子を奪うためには京介の蔑みや恫喝にメンチ切って反論出来るくらいの根性と腕が必要だったし、唄子からの想いしかシーンには無かったが唄子にキスマークを残したのは確実に和也の図太さというかそれがケンカを通して培ったふてぶてしさを表している。
唄子さんも京介も歳相応に経験を積んだ大人同志だがいつしかボタンの掛け違いによりお金と身体の関係に成り下がってしまう。
京介が気付いていないところ、唄子が気付いていないところ、間に和也が関係したことにより大人のふたりは自分たちにある大きな溝を認め、またお互いに優しさを以て指摘するあたりはこの物語のラストシーンへの大きな展開と思います。
「はぁ~っ」てため息出てしまいます。
こんなに美しく切ない物語を久しぶりに読みました。僕はこの物語が映像化なんてしたら絶対イメージ壊れると思うし、陳腐な三文ドラマが出来るだけでしかないと思う。
物語の最初は夕子さんがフラフラしてヤクザ風の男がその跡を追う話で正直「???」でした。しかし読み進めるに従って夕子さんがなぜフラフラしているのか、ヤクザ風の男との関係が紐解かれていく。
またゆく先々で出会う男性に対し物怖じせずへ天然とも自然体とも取れるキャラクターで彼等を魅了していく。
そんな夕子さんの物語を読み進めて行くうちに、以前ラジオ番組でゲスト出演されていた演歌歌手の八代亜紀さんのキャラクターと夕子さんを重ねて読んでいる自分に気が付きました。
八代亜紀さんも自身と関係された方々に「何かしてあげたい」と手を差し伸べてあげたくなると仰ってた(と思う...)ところが夕子さんのキャラクターとリンクしたのだと思います。
艶々先生の作品は「ふたりのおうち」に続き2作目ですがホントに面白く何度も読み返しています。
これからもいい作品をよろしくお願いいたします。
日の出荘の女たち(通常版)