チームたれ蔵さんの投稿一覧

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評価4 14% 1
評価3 29% 2
評価2 29% 2
評価1 29% 2
1 - 2件目/全2件
  1. 評価:3.000 3.0

    よくある不良ヒーローもの

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    結論から言うと最強不良の主人公が悪を潰してくという話し。
    前半部分の復讐劇のような進み方は中盤~後半は薄れてます。
    最終話まで読みましたが話し的には悪くない。
    勧善懲悪の物語が好きな方にはある程度向いてるかと思います。

    ここから辛口・・・
    まず、絵がイマイチで登場人物の描き分けが微妙すぎて誰が誰だか
    分からない事が多い。舞台が学校なので制服姿が多いのは分かるが
    キャラの特徴がどれも薄い。
    描写だけではなく、各キャラの性格や言葉や行動がどれも際立ってなく
    主人公の毒鼓も個性が薄く淡々としている。むしろ仲間の雷藤 仁のほうが際立ってる。
    設定にしても「毒鼓」と恐れられてる主人公が如何に強いとか、仲間の二人がどれほど強いのを
    読者に訴えかける部分が少なく登場人物のセリフだけで終わってる。
    それ故に他の登場人物との力の差が分かりづらく読者任せになっている。
    敵役側にもそれは言えることで、早乙女を筆頭にナンバーズが控えてるが一桁のナンバーズの強さが
    全く分からない。毒鼓に簡単にやられちゃうしキャラ設定も際立ってないので他の雑魚との違いが見えない。
    またボスキャラの早乙女にしても最後に主人公と戦う以外の戦闘シーンも無いので
    強いという印象が全くない。ボロボロの主人公に圧倒的に負けてるので
    単に親の後ろ盾で金と権力だけ持ったクズな悪役に終わってる。特に最後ら辺りは
    単なる雑魚にしか見えなかった。
    全体的にどのキャラも薄く感情移入がしにくいのが難点でした。

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  2. 評価:2.000 2.0

    設定の甘さが読者を惹きつけない

    試し読みまでの感想です。
    「くにはちぶ」によって無視されるする対象を決める事で現代のイジメの根本的な原因や対応を描きたいのかな?と思いますが、肝心のくにはちぶの伏線を匂わす描写が感じられません。
    或いは人の本質であったり醜い部分や弱い面と反対の人との繋がりや美しい部分や強い面を表現したいように思えますが、肝心の「くにはちぶ」という法律が主人公や周囲の人をそういった状況に無理矢理持っていく為だけにしか感じられず、不快感しか残らず展開を惹き付けるのを疎外しているように思います。
    多少の強引な設定もアリだとは思いますが、人間模様を表現するドラマには読者を惹き付ける伏線であったりリアリティは必要なのではないかと思いました。
    また主人公が窮地に追いやられるのは分かりますが、少し弱々し過ぎるのも共感が得られない。逆に友達の芯の強さばかり目立ってるのも残念なところではないかな?

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