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戦地の実情
毎日の生活に慌ただしく追われ、外国の戦争や内戦への関心は薄れがちでした。
遠く離れた地で、宗教の名の元に戦ってる愚かな人達、そういう位置づけにしてしまえば関係ないと目をそらしていられる。
慈善団体の広告で悲惨な状況を目にした時だけ、ほんの少しの寄付をして、それを免罪符にしていました。
こちらには、巻き込まれている罪なき人々の抱えてしまった事情が描かれていました。
日本に生まれ育ったら、想像もできないような背景もありました。
大したことはできないけれど、大切なのはまずは関心をもって知ること。
とても勉強になりました。
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国境を駆ける医師イコマ