5.0
こんま世に生まれなくてよかった
「斬り合え」
映画『あずみ』を初めて観た時のショックが、漫画を読んで再び蘇りました。
殺生しかしらずに育った子どもたちが淡々と任務をこなしていく様子は、悲しくも恐ろしい。そして命はあまりにも儚い。
そんな彼らでも、いわばティーンエイジャー。
背負った使命と、やがて外界との出会いによって生じる変化、葛藤、自我の芽生えなどとの拮抗が巧みに描かれており、境遇は違えど、10代を通過した人であれば感情移入できるものがあります。
だからこそ、物語が進むごとに彼らの生き様たるやを想ってしまうんでしょうね。
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あずみ