2.0
ピンとこない
作品のタイトルになっていますが、うるう年の様に、もしうるう月があったらそれをどう使う?という例え自体が、あまりピンとこなかったです。
ウマイ事言うたった!みたいなニュアンスですけど、ごめんわからんw
閏年の意味合いを恋愛の、しかもその時点では浮気の例えにするのは、なんか違うと感じました。
主人公の里みたいな女性は、結構リアルにたくさん存在するでしょうし、光の様な男性と進展もなく10年ダラダラと過ごしてるのも、きっとよくある話。
ただ、そこにヒョイっと入り込んできた俊との流れは、あまり自然には思えず違和感しかなかったです。
最終的にそれぞれの感情とか苦悩とか後悔とか、色々と物凄く葛藤したりがあるはずなのに、それが上手く表現されてないから心に響くものがなく終わりました。
確かに、光との10年にはそれほどの価値はなかったかもしれないけど、単純に考えてみても女性の10年ってそんなに簡単なものじゃないし、俊にそれを凌駕する何かしらってあったかな、とか。
3人の心の機微が、もっと丁寧に描かれていたら違ったレビューになったと思います。
-
3








閏うこの月