5.0
読むのは初めて
昔、流行ったのは知っていたけど、読むのは初めて。
細かい設定の矛盾やブラックボックスな部分、時代の違いはさておき、あすかのカリスマ性に引き込まれる。多くは語らず行動で示すとか、見捨てないとか、逃げないとか、腕っぷしの強さだけでないメンタリティ。イライラしたり、見栄張ってばかりだったり、迎合したり、拒否したり、色々と悩んでいた思春期に欲しかった強さが、ここには全てあって、支持されたのも頷ける作品でした。
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レビュアーランキング 12884位 ?
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昔、流行ったのは知っていたけど、読むのは初めて。
細かい設定の矛盾やブラックボックスな部分、時代の違いはさておき、あすかのカリスマ性に引き込まれる。多くは語らず行動で示すとか、見捨てないとか、逃げないとか、腕っぷしの強さだけでないメンタリティ。イライラしたり、見栄張ってばかりだったり、迎合したり、拒否したり、色々と悩んでいた思春期に欲しかった強さが、ここには全てあって、支持されたのも頷ける作品でした。
自分の高校くらいの頃の北川さんといえば、すでにヒット作を何本も持っていて、エロティックでドキドキな恋愛ものを描く作家さんというイメージでした。ウブ?な私には刺激が強すぎて、オトナの世界〜なんて思ったものです。
時は経ち、「その男運命に付き…」と並行してひさびさに読みましたが、ここ最近は、こうした人生観というかヒューマンドラマも描いてらっしゃるんですね。
自分もいい年になりましたが、いくつになってもチャレンジして甘んじることなく、ならではの深みを増すストーリーには脱帽です。今後も楽しみにしてます。
レビューポイントにつられて読み始め。
無料分のさきが気になり、紙版も。正直、絵は子供っぽいし、学生よりは高校生?って感じの設定ですが、かなり面白い!!!
最初のプロポーズ?シーンから、なんで紙版11巻まであるんだ?と思っていたけど、良かれがことごとく裏目に出る金持ち屈折オトコ柳と、超ド級の天然だけどちゃんと相手をまっすぐ見れる主人公の美琴。彼らを取り巻く登場人物たちもなんだかんだ、イヤなヤツで終わる人がなく、ほんわか温かい。
ブルーな日に読み始めたけど、まぁ!もう!ケタケタ笑いながら、楽しめました〜☆☆☆
昔、ドハマリして全巻購入はもちろん、連載を今か今かと心待ちにしていたのを思い出します。タイトルを見て、大好きだった動物キャラ=チモの名前がスルッと出てきた(笑)。
ストーリーもキャラもよく練られていて、ラストまで印象的だったのを今なお覚えています。甘ちゃんだったノリコやサバサバ目のイザークが心を通わせ成長していくストーリーは、少年漫画のようでもあり、少女向けの甘いラブストーリーでもあり。でも、しっかり芯のある作品です。
ここ最近はここまで練られていて、なおかつ、自分に子供がいたら読ませてあげたい!って言うくらいの大作には、なかなか巡り会えないなぁ、としみじみ。
レビューによると、もう紙版はないらしく?残念ですが、こうして今なお、読めるのはありがたい!文句なしの5★です。
年齢的にも結婚やら将来を意識して、少し萎縮してしまうたま子が、悩みながらも、自分の気持ちを大事に8歳年下の彼氏と付き合うくだりは、微笑ましく感じました。年の差カップルは使い古されたネタだけど、目先のことに迷いつつも根っこのところでちゃんと考えて自律しているヒロインには、素直に共感できるし応援したくなる。
口コミ評価の高さを見ても、現実に生きる頑張る女子が投影しやすいってことなのかな。
プライドと防御の壁ばかりが高い彼女に対する恋愛動機はさておき、こんな至れり尽くせりの彼氏は憧れる。現実には無理だもの(笑)。
けど、ガチガチのプライド女子でも暖かく見守れるすなのは、どこか隙があったり一生懸命さが伝わってそれがギャグっぽいエッセンスとして効いているからでしょう。最後の頃は、読んでいるそばからニヤニヤ笑えて、思わず周囲を気にしてしまった。この作家さんは初めてだったけど、他の作品も読んでみようかな…。
単純な学園ラブストーリーかと思いきや…それに留まらない奥深さ。絵は途中、雑?と思うことはあるけど、気にならないほどに共感できて、すごく良くできたストーリーと思いました。
このくらいの年代というか時期は特に、誰にどう見られているか、とか、どうにもならないこととかに、がんじがらめなんだよね。一つ間違えたり、たったひとつの行き違いがずっと重くのしかかってきたり。もちろん、年をとってからもそういう状況はあるけど、高校くらいってまだ免疫がないもの。
とりあえず両思いになってよかった!完結したらもう一度読み直したいなぁ。
見栄とタテマエで(仮)で付き合うことになった恋に恋するヒロインと佐田くんのラブストーリー。
最初は顔がイイ!だけだったのに、その想いは恋になり、一途に佐田くんを想い続けるまでに。
佐田くんはこれまでのモテぶりもあって、最初は斜に構えるキャラ。だんだんヒロインの魅力に気づいて、たまに拗ねることもあるけど、独自視点でヒロインの周りの人々を優しくフォローしたりキャラが豊かになっていきます。
長編なので途中にヒロインの周りのキャラの話(あるいは一部短編の別作品も)が入りはするけど、主人公の成長が長く楽しめる作品だと思います。
OLさんとイケメン彼の短編ラブストーリーが4編、溺れる…シリーズのスピンオフ、の構成です。
元カレだったり、同じ職場だったり、彼氏さんが昔から主人公を想っていたり、何かのきっかけで再会したりで、ぐいぐい押してくる感じのストーリーです。
短編なのであまり複雑でもとっ散らかることもなく、ストレートに想いの伝わる内容でした。主人公が、それぞれの思いに気づくまでの少しじれったい感じが、とても好きです。
等身大の女の子·歩と人懐こい男の子·谷地くん。この作者さんの漫画はどれも大好きですが、この作品もまた期待を裏切らないなぁ、と思いました。
主人公たちは、ほのぼのキャラの一方で、キレイだけでない心の動きがきちんと描写されています。メリハリの効いたストーリー展開で、ついつい共感&応援したくなっちゃうし、いつの間にかグイグイ引き込まれてしまいます。読んでいて、安心感というか温かい気持ちになるには、ピッタリの作品でした。
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