5.0
100話一気読みでした
無駄なキャラクターが一切出てこなくて、余計なストーリーも一切ない。
もし週刊誌だったら軽く30巻を超えるような(個性的なキャラクターばかりだから一人一人を掘り下げたらとんでもない長編になったはず)物語をぎゅぎゅっと濃縮したような作品です。
復讐モノだから結末も、復讐の悲しさもはじめから分かっている。そこを、ありがちに変にひねったり、奇抜さを出そうとして逆に世界観、躍動感を台無しにしてしまう作品も多い中、何とも言えないストレートさが疾走感につながりすごく良かったです。
ある程度悲惨な物語なことは仕方がないにしても、必要以上に残虐なシーンがなかったことも私にとっては大きなポイントでした。
ただただ毒鼓をもっともっと見ていたかった。文句なく☆5つです。
- 20
復讐の毒鼓