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憧れのアイドルと、偶然にもせよ義理の兄弟になる。高鳴る心もそこそこに、相手の攻撃的な態度に複雑な関係になる予感。
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48694位 ?
憧れのアイドルと、偶然にもせよ義理の兄弟になる。高鳴る心もそこそこに、相手の攻撃的な態度に複雑な関係になる予感。
東村アキコさんの歴史漫画初めて読みました。上杉謙信の女性説とは、戦国武将からは程遠いかと思えば、文献から読み解く面白さなのでしょう。何を描いてもガツンと拳が利いてて、飽きさせませんね。
今や舞妓さんにはスポットが大いに当たっているけど、祇園の芸伎を歌舞伎や芸事の世界との繋がりから描いた作品があったんですね。初耳の情報もあるけど、考証がなされていると言うことでしょう。
引っ越したばかりの勅使河原さんの家に見知らぬ男性が鍵を開けて入って来る…詐欺とはいえちょっとこの設定あるのか?とは思った。全体に登場人物の語り口がとつとつとしている所がツボ。
成長し思春期の鈴ちゃんと、彼女を子供扱いばかりは出来ないと思っている節の津軽さん。多くを語らない遣り手の津軽青年は、新しい時代に何を成そうとしているのかも気になる所。鈴ちゃんと心通わすことは出来るのか。
田端さん、自信もって!よりも悪戯に後ろ向きに不安を盛らないで。と応援したくなる。爽やかで律儀な上野君とどうなるのか気になります。
気になる人の落とし物を介して、ラッキーにも食事に行く仲になれる女子の、これは恋?誘いはコートのポケットに入っているメモとは、乙女な設定です。
領収書と差し出す人柄?から、うっすら見える背景。謎解き的な仕立てが面白い。お仕事出来る女性がカッコ良く描かれてる。でも、経費で落ちない所も見てみたい(笑)
割の良い高額宮中バイトの斡旋を受けたら、偽物のお妃が仕事。正直で一生懸命なヒロインも可愛いけど、抜け目ない陛下はどちらが本物なのかな。穏やかに見える人程侮れないですよ。滑り出しだからか、他のキャラクターがぼんやりしているので、もっと濃いめの脇役が欲しい所。
江戸時代の武家社会や、廓の社会、廓の衣装、結い髪も良く調べて書かれているのが読んでいて気持ち良い。敵を探す使命を持って廓に向かったものの、箱入り娘の甘さを薄皮をはぐように読者に見せている所も好感が持てる。ストーリーに読み応えあります。
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国民的アイドルが弟になったら