5.0
大満足のすてきな作品
古閑君と新菜ちゃんが愛を育んでいく様子が丁寧に書かれていて、最後もハッピーエンドで読み終わって清々しい作品でした。古閑君が少し意地悪で冷たいのは、家庭環境や持って生まれた性格、恋愛慣れしていない要因がありそうです。でも新菜が友達相手にのろけている姿にも嫌がることなくニコニコしているし、周りに対して新菜が大切だと堂々と言い切るところ、よく笑うところが素敵です。新菜に好きとなかなか言ってくれませんが、「可愛いい」と頭を撫でてくれる、私が彼女だったらとっても幸せだな~。
恋愛だけでなく、男の子同士の友情や自分の将来について悩む姿、家族愛にもスポットを当てられていているところもとてもいいです。この作者の他の作品も読んでみようと思います。
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