5.0
素晴らしい引き際
日常に潜む闇、それは知らない間に自分と隣り合わせかもしれない……という、読んでいて若干不安にもなる内容。
最終話まで読みましたが、読後感は良い。
前向きに生きていこうと変われたハコ。ハコへの想いを秘めたままのカラは、共に生きる事を選んだのかもしれない?というポジティブになれる結末でした。
ハコへの想いを回想するカラが可愛過ぎてたまりませんでした。地味だったの男の子がクールで非情な裏世界の住人になってるとか、設定がおいしい。
風呂敷を広げ過ぎず、だらだら長引かせず、ちょうどいい頃合いで完結している良い作品。
- 39
ヒル