4.0
無料分まで
身寄りの無い方が亡くなった後のお部屋を清掃する人のお話しです。
無料分3話までしか読んでいませんが、父が亡くなった時はこんな感じで部屋を綺麗にしていただいたんだ・・・とある種感慨深いものが。
社会常識も無く父親としての資格も無かった父から離れて20年近く経った頃、知らない土地の役所から父の死亡通知が届きました。
部屋の遺品の整理に立ち会い、
通帳等の貴重品の類いのみ引き取り、あとは業者の方にお願いしました。
部屋の中は特に乱れておらず、つい昨日まで生活していたのかと思うくらい。
でもなんというか・・・父の手帳を開くたび、引き出しや押し入れ、トイレ等のドアを開けるたびに、なんともいえない雰囲気?気配?が漂ってきて、重苦しい空気を感じました。
あの空気がこの世に残した『未練』だったのかな。部屋と一緒にこの空気も浄化していただけるこのお仕事に感謝です。
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不浄を拭うひと