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参考になったり励みになったり
娘が思春期に鬱っぽくなり、解離性障害で義務教育を受けきれませんでした。幼少期からの日々の積み重ねで性質構築されていると気付くと大きな責任が親の私にのしかかってきます。何人もの相談員さんに関わり、数珠つなぎで紹介された小児心療内科で相性の良い先生と出会い、処方していただいた薬を飲んで急場を乗り越えたことは数限りなく、今になっては感謝しかありません。
私自身も夫のDVで病んでいましたが周囲にも気付かれないように日常を送り、子どもたちを守ってきたつもりでしたが、私の器の小ささのせいか至らない点が多かったのだと思っています。
私も過去のトラウマから抜けだしたいので心療内科への受診を考えていますが、過去の選択や自身の考え方等を否定されると立ち直るのに時間がかかり輪をかけて日常生活に支障が出てしまう恐怖があるのでなかなか踏み出せないでいます。
子どもの受診には必死になっていましたが、自分の事になるとどうも後回し…というか、「私が我慢すればいいんだ」と自分を納得させて諦める癖は治りません。
そんな私から拝見しまして、本作品は非常に参考になる場面や、私自身を励ましてくださっているような台詞が各ストーリーで見受けられるので今後も続けて購読したいと思っています。
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「子供を殺してください」という親たち