は?のラウルの顔が好きです。ゾワゾワします。
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は?のラウルの顔が好きです。ゾワゾワします。
確かに。赤いウエディングドレスだと、真っ赤な血の色が映えない。セリフもかなり吟味しているのが読むと感じられる。
兵士たちも悪、近衛兵たちも悪、神官たちも悪、そして王女様も悪。劇場型の懲悪が、ラウルによってなされようとしている…雰囲気満点です!続きが読みたくなります。
性善説と性悪説、それに白紙説という人間の本質についての議論があります。魔王を倒した時までの勇者ラウルは、性善説の立場に居たと思います。しかし…人間の悪意にさらされて処刑され、壊れてしまったのでしょう。人間として。凶悪なラウルの表情に、なぜか悲壮感がないように感じるのか不思議です。
ラウルがいつ登場するのか身構えて読みましたが、前話の怪しいキーワードを登場させてからバーン!ってのがすごいですね。しかも、登場した時の「顔」!同じ人物なのに全然勇者の雰囲気がない!もうギャグのレベルかと思うくらいです。それほど歪んでしまう苦しみを受けたのでしょう。話の展開に目が離せません。
見目麗しき者が善とは限らない。高貴な者が善とは限らない。過分な皮肉がたっぷりと込められているからか、読んでいると、何やらゾワゾワします。背中のあたりが。思えば『ガリバー旅行記』も、めちゃくちゃ皮肉たっぷりに書かれていて、子ども向けではないなあ!と思ったことがありました。あれに通じるものがあります。
今まで読んできたコミックや本の中で、類似のものが思い当たらないくらいの強烈な物語です。人間の醜さ・汚らしさがこれでもか!というくらい描かれています。だだし!かなりグロいです。第1話に耐えられたなら、ぜひ続きも読むとよろしいかと。復讐していくのは分かりますが、どう復讐するのか予想がつきません。話が気になって買ってしまいました。
復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する
007話
第4話(2)