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1.0
主人公に感情移入できない
前作「うらめしや」が予想外に面白かったので外伝も購入しました。前作の主人公「お妖」の子孫「かごめ」の話という事で期待して読み始めましたが…蓋をあければ敵も味方も「うらめしや」オールキャストでなんだかな～という感じ。主人公はかごめのはずなのに当のかごめには全く感情移入出来ず、生まれ変わり設定も微妙で、ごちゃごちゃ前作の登場人物たちが出てきた割にはさくっとかごめひとりに悪(勘解由小路光宙)が倒され終了。最後に佐治があれだけ愛していたお妖より現世で生を全うする事を爽やかに選択した時点で私的には完全にアウトでした。
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うらめしや外伝 かごめ―大正妖怪綺譚―