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こう言う話もありかな
中山先生のお話は、どれも心の奥底をえぐる内容が多いような気がして、時として反発してしまい読みを投げ出す私ですが、なぜか頭の隅から離れず、また再度読み出します。人が百人いれば百通りの思考や生き様がある、それは時には辛く苦しいものかもしれないけれど、人によって乗り越えたり享受出来たりして生きていけるものといつも心打たれています。
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中山先生のお話は、どれも心の奥底をえぐる内容が多いような気がして、時として反発してしまい読みを投げ出す私ですが、なぜか頭の隅から離れず、また再度読み出します。人が百人いれば百通りの思考や生き様がある、それは時には辛く苦しいものかもしれないけれど、人によって乗り越えたり享受出来たりして生きていけるものといつも心打たれています。
幼なじみ男女三人がボルタリングを通じて、成長していくお話でストーリーに引き込まれて一気読みしました。ただ惜しむらくは、みよちゃんとケイタの仲を家族とつくる苺のように甘くして欲しかったなと感じました。スポコンドラマのように、ボルタリングに一途で考えが固い。まあ後はご想像におまかせしますということなのかもしれませんが、やっぱりお約束的なラストが読みたかった。
4話まで読んだところですが、健太の父親は由緒正しきお家の当主にしては、時代劇に出てくる悪徳豪商そのもので、小物感しかないし、父親と健太夫婦双方のぶつかり方、罵り方、よくあるあるだし、伏兵の兄嫁に至っては、外見に反して下心満載の下衆っぽさだから、ヒロインの敵になるのねと想像できる。ヒロインも狭い考え方の中での自己判断で行動して、軽率感ばかり。おおももめにもめて、若い二人は別れを選ぼうとして、再び元サヤという筋書きかな?
おじいちゃんの家で家族として暮らす一人一人が、肉親との関係がうまくいっていない人達の寄せ集め的な荒唐無稽の設定ながら、エピソードを読み進めると家族として暮らす意味を考えさせられました。蕾と雪ちゃんがうまくいって良かったし、蕾の実のママが雪ちゃんとの結婚に肯定的なのもナイス。ただ雪ちゃんの過去の恋愛?が重すぎるなとモヤモヤです。
人はこの世に生まれてきたことだけでも大いに意義があり、幸せになる権利があると思う。LGBTの存在が世に明らかになりつつある昨今、いずれ性の多様化におののかない時代も早晩やってくるかもしれない。そのような環境に生まれたとしても、自分自身を大事にできて、愛せる子供たちになって欲しいなと読後に感じました。
キョドコの挙動不審にも見える一連の落ち着きの無さ、ネジネジが離せない理由がどうやら星名という先輩にあるみたいとは、途中読みで分かってきました。星名にはダークな秘密があるようで不気味ですが、キョドコは星名が忘れられない様子。これからどうなるの?気になります。
どうも最後はトーマと結ばれたような描写だったけれど、太一はバイだったのかな?それとも友情が性を超越した愛情に変化したのかな?太一の指にあるのは結婚指輪?えっ?えっ?気持ちはわかるけれど、こううまく大団円にいけるのかな?と言うラストがねえ、、、、
こう言うお話は苦手なジャンルでしたが、遠い過去から現在までの何百年に渡る伏線があっての物語で、練りこまれてるため、読みごたえありました。ななみを愛し、共に生きていくために、不死身の妖から、命の限りある人間になろうとするトモエがカッコいいに尽きます。
両親の都合で、田舎の祖母のもとで暮らす夢見がちで素直な香菜と、漫画家を目指すちょっと冷めた晶がとても可愛い。西先生のお話には、背景に現代の重い問題がぎっしり詰まっている気がするけれど、うんと考えさせられ、ハッピーな未来を期待させられる結末が大好きです。
笑いとペーソスが溢れて、読むのが楽しく、次は?次は?とワクワクさせてくれるお話です。この作家さんの描く美男子はどのお話でも、超絶イケメンですね。そんな麗しい若君との間に可愛い天丸君を授かった唯ちゃんの活躍は、まだまだ続きそうで楽しみです。
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