bushclover1405さんの投稿一覧

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評価5 3% 1
評価4 33% 10
評価3 23% 7
評価2 30% 9
評価1 10% 3
1 - 8件目/全8件
  1. 評価:4.000 4.0

    不思議な魅力のある作品

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    まだ全部読んだわけではないので★4で。
    残酷すぎるヒーロー、社会的に冷遇されてきたヒロインなど、ありがち設定をなぞるような作品。
    2人が出会った後の惹かれ合っていく様子の描写も荒削りで、特に段階も重ねずあっという間にくっつくのもちょっといまひとつな印象です。
    なんですが、不思議な魅力があり読み進められる作品です。漫画らしいゴテゴテした装飾のない素朴なセリフ…なんて言ったらいいのかわかりませんが、不要なものを削り取ったようなストンとしたセリフが時々胸に飛び込んでくるような作品です。
    冷酷で何人も側室を殺してきたくせに、芭陽といるときの太武帝(丹)が思ったよりピュアで、わりと赤面キャラなのもギャップがあり案外可愛いです。
    あと地名や人名に不自然さがなくてかっこいい笑
    中国や韓国の漫画でも、地名や人名がダサいことってよくあるんですけどね。この作品はほんとにセンスがあってカッコいいです。なんでなんでしょうね?

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    読者に受け入れられるストーカーとは

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    隣の部屋が空いたのが偶然だったこと、ふじこさんの会社の情報だけは収集していないことに違和感でした!ギリ読者に見放されないクリーンストーカー(?)を描こうとしてる感が伝わる笑
    ここまでの人なら絶対無理してでももっと早い段階で隣の部屋を確保すると思う、、「まさか藤子さんの隣の部屋が空くとは!」のセリフとキラキラした目に笑ってしまった。なんやかんやで好感度回復してくっつくのでしょうが、その過程が楽しみで入荷されるたびに読んでしまいます。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    いほんな生き方がある。ほっといてくれ

    今どきいろんな生き方がある。価値観も人それぞれ。
    今どきそんなこと、思っても口に出すか!?と思うようなことをズケズケ言ってくる人ばかりで、共感すると同時につい頭にきてしまった。
    そういえば、「◯◯さん(私)ってまだ独身なんですね、性格とか問題なさそうなのに」と言われたことがあったな…口に出さないだけで、独身=何か問題があってたった1人の異性に選んでもらうことができない人、と思われて憐れまれたり蔑まれたりしているのかもしれないな、と思った。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

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    無料分だけ読みました。
    こういう太っているヒロインの漫画って、セオリーからいうと序盤で努力して痩せて綺麗になるんだろうなと思ってたら、ヒロインの自己肯定感が強くて、まさかの痩せない!!
    見た目が太っていても、美人じゃなくても、自己肯定感が強くても嫌味がなく、まわりに好かれる明るいヒロイン。
    ヒロインほど太っているわけでもないのに体型に自信を持てず、自分の能力にも自信が持てず、自分を卑下しながら慎ましく生きている私とは対照的です。慎ましく行きていても、他人に好かれる訳ではないし…
    天然パーマの同僚がぽつんと口にした「いいな…俺も頭打ったら変われるかな」という言葉がとても共感できて心に染みました。
    憧れます。

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    自分も混ざって友達と愚痴を言い合っているような気持ちで読めるので好き。平凡な相手と恋愛をして平凡な結婚をした私だがこれを読んでると私ってもしかしてまだ幸せなほうなのかもと思う。ちゃんと気遣ってくれて言っちゃいけないことは言わないでいてくれる旦那に感謝しなきゃいけないなと思った。しかしなんでこんなに頭の回転が早い綺麗な女性が揃いも揃って最低な男にしか出会えないのか、それが不思議。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

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    完結まで全部読みました。主題は家族を扱っていますが、「親と子」「きょうだい」というよりは「人と人」の心の寄り添いかたを描いてあるような印象を受けました。それぞれに様々な日常生活を背景に持った一人一人の人間が集まった集団である「家族」が、律の作る料理を通して一つになる様子を見ていると、やはり家族にとって一番大切なことは毎日一緒にご飯を食べることなのかなと考えさせられました。

    同作家さんの「アリスとアマリリス」もすべて読みました。
    多感な青少年たちが、微妙な心の変化を積み重ねてしっかりと芯の通った人間に成長していく様子を描くことがとても上手な素敵な作家さんだと思います。

    個人的には妹の奏が、最初はわがままっ子だったのに素敵なお姉さんに成長していく様子がとても感慨深かったのと、マヤさんの人間としての成長に感動しました。あとはやっぱり、ルカが青年になっていく様子は親のような気持ちで見てしまいました。

    早川家を包む優しい空気感が感じられてとても心地よい作品でした。あと、律の友人2人がいい味出していてとても好きでした。

    • 11
  7. 評価:4.000 4.0

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    現在配信されている分は全部読みましたし、ドラマも見ました。

    平匡さんのセリフ「最近のみくりさんの掃除のレベル低下が気になっています」に対し、みくりの「仕事として現金をもらえなくなるなら今まで通りの家事レベルは求めないでください」のやりとりは目からウロコでした。
    一度はハウスキーピングの仕事で現金をもらっていたのだから、そうなるのは当たり前だとは思いますが、奥さんが無償で一定以上の家事をして当たり前な世の中。
    本当に目からウロコでした。

    嫌な感じを出さずに主張できるみくりと、それを聞いてあげる優しい平匡さん。
    夫婦一緒に暮らしているとやってもらって当たり前になりがち、不平不満も言いがちですが、お互いに働いているのだし、持ちつ持たれつで本来は当たり前だし、一個人として主張をすることも認めまれるべきですよね。
    2人のお互いを思いやる気持ちに単純に感動しました。
    私の家は古い考え方の家なのでなかなかこんな風にはいきませんが、2人の夫婦観は究極の理想のように思います。
    ドラマでクローズアップされたこの作品の掴みの部分は「偽装結婚」ですが、印象に残ったのは2人が本当に入籍してからの後半部分で、新しい夫婦の形を見せてくれた作品でした。

    ベビーの登場により産休や子育ての問題も出てきそうな展開。
    ベビー楽しみです。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

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    完結まで全部読みました。
    一般的にはセンセーショナルな分野である超年の差の恋愛を、長い時間をかけて丁寧に描いてあり、作家さんの作品にかける愛情とこだわりを感じました。
    俯瞰で見れば「超年の差カップル」や「枯れ専」とカジュアルにカテゴライズされる彼らを、作家さんはより丁寧により自然に、導かれるように寄り添い合った2つの心のように描きたかったのではないかと思います。
    病気が判明し孤独と絶望に涙を流す榊先生を元子が抱きしめるシーンに、年齢を超越して寄り添い合った2つの心を見ることができたように思い、涙が止まりませんでした。
    ライトすぎず良いのですが、若干暗い雰囲気を持った作品であるとは思います。

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