4.0
歪みはあれど
不遇な中で育ってきたヒロインの葛藤や、気丈に振る舞う姿、感情の変化がよく表現されていました。
サブキャラの個性もあり、もう少し活躍の場があれば嬉しかったです。
ストーリーの流れは、よくある感じで珍しさはありませんが、テンポよく読みやすかったです。
ソーニャらしさも含みつつ、純愛の幸せ感のある作品でした。
個人的に、イラストは綺麗でとても素敵なんですが、可愛らしい絵柄と読んだイメージが合致せず、それが残念でした。
- 1
7014位 ?
不遇な中で育ってきたヒロインの葛藤や、気丈に振る舞う姿、感情の変化がよく表現されていました。
サブキャラの個性もあり、もう少し活躍の場があれば嬉しかったです。
ストーリーの流れは、よくある感じで珍しさはありませんが、テンポよく読みやすかったです。
ソーニャらしさも含みつつ、純愛の幸せ感のある作品でした。
個人的に、イラストは綺麗でとても素敵なんですが、可愛らしい絵柄と読んだイメージが合致せず、それが残念でした。
キャラやストーリーの設定など細かく考えられているのですが、どうにもから回った感じです。
ストーリーが、キャラの書かれ方的にかなり最初から展開が予想できてしまう流れでちょっと残念でした。
タイトルの知略な騎士、の部分の重要性と必要性が希薄で、なんとなく印象薄いヒーローに、ん?と首を傾げてしまいました。
ヒロインを好きな理由も、幼なじみという以外のものがなく、2人の関係が最後までしっくりこなかったです。
ひとつひとつの設定はとてもいいのに、合わさったら良さを消すような、そんな感じにまとまった感があり、どうにも残念でした。
ヒーローがヒロインを溺愛が多いですが、これはヒロインがヒーローを溺愛しています。
それでいて美女と野獣のような2人だからこそ、ラブラブっぷりが微笑ましいです。
ストーリーの幅はそんなにありませんが、雰囲気を楽しむ感じで読まれるのをオススメします。
ヒロインの気持ちに、強面ヒーローの戸惑う姿がなんとも情けな……面白かったです。
この作者様の作品は、独特の微笑ましさがあり、読んでいるとついクスッときます。
個人的に、こういうほっこりする感じの作品は癒されるので好きです。
普通なら、好きになる理由やそのためのきっかけがあってからの溺愛になるところですが、まさかの溺愛からのはじまりでした。
見事に真っ直ぐな溺愛で、最初は怖そうなイメージのヒーローですが、話が進むにつれヒロインへの反応が微笑ましかったです。
基本的にヒロインは、可愛らしくお淑やかで守られる存在ですが、この作品のヒロインはしっかりしていて、女性らしからぬ考えや物事の捉え方をしています。
だからといって勝気な性格なわけでもなく、しっかりして頼れる仕事熱心なヒロインで好感が持てました。
王様であるヒーローと、ちゃんと助け合っていけるようなヒロインで、いいバランスだと思います。
話の流れもわかりやすくて、さらっとしていますが軽すぎず読みごたえがありました。
エロ要素は少なめなストーリー重視です。
最後、できれば皇太后様への報告シーンがあればよかったなぁ…と個人的に思いました。
前作(同じ世界設定の別作品)のあるお話です。
設定も世界観もちゃんとしていて、話の雰囲気はとてもいいです。
ただ、せっかくの設定なのに掘り下げる感じがあまりなく、全体的に不完全燃焼な感じを受けました。
まとめ方も、ん?って首をかしげてしまう部分があり、世界観が素敵なだけに勿体ないなと思ってしまいました。
流れもエロさもあっさりテイストです。
イラストと話のイメージが合っていて、ベッドシーンはエロさがありました。
ただ、ストーリーの深み的な要素ははなにもなかったです。
裏要素や伏線があるのかと思いきや、特別なことはなにもなく、そのままハッピーエンドでした。
本当にどノーマルな結婚ストーリーなので、伏線云々よりもストレートな話を好む方向けだと思います。
見事に色んなものが歪んでました。
書かれている世界は、ストーリーの関係上どうしても狭くなっています。
そんな狭い世界の中でも、ヒロインの葛藤など変化していく様が書かれていて、ある意味表現が難しい作品だなと思いました。
ヒロインの不遇さや不幸さが素晴らしく、読んでいて心が痛かったです。
作品の世界観から表現や呼称が独特です。
そして、文字の詰まり方が半端ないです。
読みごたえがあって、文字が詰まってるのは個人的に好きですが、当然重いので好みがわかれると思います。
ソーニャらしく、最終的にお互い幸せなはずなのに、その幸せ感の遠さが凄いありました。
話の設定やキャラクターの個性はいいと思います。
流れとしてちょっと無理矢理感もありますが、ほぼほぼ許容範囲内でした。
ユキヒョウは素敵ですが、素敵だからこそちゃんと挿絵に欲しかったです。
問題は、 他の方も言うように説明文と会話文共に現代語が目立つため、世界観がどうしても崩れます。
そして、ヒーローの会話文の統一性がないところも結構気になりました。
最後に、多少の誤字脱字は致し方ないものと思っていますが、まさかのヒーローの名前の誤字はちょっと…しかも話の最後なので余計に。
申し訳ないですが、その誤字は個人的にありえないなと思ってしまいました。
よくある異世界トリップ物で、特別説明文も多すぎず、内容がわかり易くてさくさくと読めました。
そして、TL小説の男らしくて逞しくて頼りがいのあるヒーローとはちょとと違い、綺麗な顔のヒーローが女装好きという、ちょっと変わった設定なのが面白かったです。
女性陣に溶け込むヒーローのやりとりが、男らしさとは逆で微笑ましく楽しめました。。
ヒロインの性格は、最初こそ見事なひきこもりの根暗根性でしたが、友達の明るさや周囲の優しさに触れて、いい方向へ変化していく様子がよかったです。
異世界トリップ物としての、ストーリーの流れや伏線等、しっかりしていて読みごたえがありました。
最後の現代部分の内容は、現代のためまとめるには致し方なしなところですが、それもヒーローの女装癖が尊重されていてちょっと笑いました。
個人的に、ハールーン可愛かったです。
サキュバスは愛欲にたゆたう