4.0
人生とは、を考えさせられる。
死んでから成仏するまでに手続きをする、そんな架空(ですよね?)のストーリーなのに妙にリアルで惹き込まれる。
自ら命を絶つ者、病気や事故で亡くなる者、命を奪う者と奪われる者、一人ひとりにそれぞれの人生がある。
この漫画に出会って以降、ふと自分の行いが死役所の人達に見られているのではないかとさえ思ってしまうほどだ。
し刑になった者が死役所で働き、死後の人達と触れ合うことで、生前の自分を見つめなおすことができ、自分が犯した罪と向き合う時間を与えられる、という秀逸なシステム。
最新話まで読み切ったが、完結してほしいようなして欲しくないような。
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死役所