5.0
子供が居なくても。
まだ読み始めたばかりですが既に感動してます。
私は結婚もしてないし子供も居ないし挙句の果てには鬱病持ちです。
でも、保育園に通ってた頃の記憶が戻って来て懐かしくなったりこんな人達に囲まれて過ごせたら幸せだなと思いました。
お子さんが居ない独身の方でも未成年でも刺さる物があります。
むつみちゃんママのエピソードで太郎が親子は距離が近すぎても上手くいかない丁度いい距離感が親のありがたみ親が子を心配する気持ち。
とても共感しました私は母親が毒親で作中に出てくる子達の年齢の時には兎に角やることなすこと監視されてかと言って小学生の頃は宿題も見てくれないし肋折れるまで蹴られた事もありました。
中学生の頃母が病気で倒れ施設に入りそれからは父と2人での生活になり私は直ぐに家を出て彼氏と同棲しました。
その際も電話をくれたり沢山の仕送りを頂きました
それでもその時は親のありがたみなんて微塵も感じていなかったどころか存在がうざいになってました。
でも、彼氏と同棲解消して情けなく実家に帰ることになりそれでも父はいつも通りおかえりとだけ言って迎えてくれました。
今では付かず離れず同じ屋根の下で暮らしてますが生活バランスもバラバラで会話も少ないですが月に数回一緒に行く外食が今は幸せでなりません。
自語りが長くなりましたが私は親子関係が近すぎる経験もしたし遠過ぎる経験も経て今作中太郎の言った「丁度いい距離感」が保てて支えてくれてる親に感謝と共感動と共に涙が出ました。
子供も産んだことの無い19歳の私ですが育児中でもその後でも親子間の距離感って本当に大切なんだなと思いました偉そうだったらごめんなさい。
そして育つ環境と経験で人間はガラリと変わります
それが1話1話に詰まっていて改めて自分の人生考えさせられました。
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赤ちゃんのホスト