5.0
なんとなく不条理感
もう何度読んだかわからない「動物のお医者さん」。子どもが絵本を読むように、わー、知ってる知ってるこれ読んだことあるー、とか思いながらいつの間にかじっくり読んでしまう。動物が主人公ではないけど、不条理な中に投げ出されてる感が本編とずれたところで妙に存在感があって、菱沼女史くらい好き。
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もう何度読んだかわからない「動物のお医者さん」。子どもが絵本を読むように、わー、知ってる知ってるこれ読んだことあるー、とか思いながらいつの間にかじっくり読んでしまう。動物が主人公ではないけど、不条理な中に投げ出されてる感が本編とずれたところで妙に存在感があって、菱沼女史くらい好き。
ふらっと現れたのらちゃんのお話。人で言ったら西部劇みたいな、その環境のなかでほのぼのと展開される猫ワールド。ラスボスの表情がいい。猫らしい。猫のお話として読めるのが楽しい。
この絵柄にディケンズのクリスマス・キャロルは良く合うなぁと思いました。例えば、ドンドン縮小コピーを重ねていって、空白と書き込まれたところの境に心地良さを感じさせてくれるギャップ。この作品、作者さんを偶然知ったのですが、どの作品も好きです。
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動物のお医者さん