5.0
涙なしでは見られない物語です。
パオの一生が悲しく思い、読んでいて、涙でした。
人間を信じ、不幸にも別れ、また信じれる人を見つけるも、別れがくる。最後に信じれるアユちゃんと出会いパオは幸せだったのだと思います。
強者と弱者の混在する現代社会。
動物虐待や多頭飼育崩壊。
ペットショップも同く命を粗末に扱っているのと同じです。
人の心が満たされなければ、自分より力の弱いものへ危害を加える、今の日本の社会問題が描かれている物語でした。
パオはひたすら人間を信じる心が優しいワンコです。
見ていて辛くなりました。
わたしもミニピンと一緒に暮らしています。
この子の一生が終わるまでずっと寄り添っていこうと改めて強く思いました。
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Deep Love「パオの物語」