2.0
クズはどこまでもクズ
獣の耳付きは普通の人間から虐げられている世界背景で、
闇市場で耳付きのメルが貴族のクジョウに買われるところから始まります。
クジョウがメルの顔の美しさに惹かれて(一目惚れ?)買ったのにメルに対して酷い扱いばかりするクジョウのクズっぷり。見ていて不快しかありません。愛情というより、完璧に自分の物扱い。
読み始めた時は、きっといつかクジョウがメルに対して対等に扱う日が来ると信じていましたが、64話まで読んでも、買った者と買われた者という主従関係から抜け出せていないように感じました。
また、他の方も言われていますが、結局顔が美しくなければクジョウはメルに対して特別な感情を抱かなかったと思います。
そしてメルはストックホルム症候群に陥っているように見えます。
途中で中国闇稼業一家の静欗と耳付きのみやこの話がありますが、これこそが愛でしょ、と。クジョウとメルの関係は愛と受け取れないです。
64話まで読んでも最初にクジョウに感じた不快感が拭えないままだったので、購入ストップです。
差別表現や、しゅうちプレイが全然大丈夫な方には合うのかもしれません。
時間を無駄にしたと思いましたが、64話まで購入したので、購入意欲を刈り立たせる意味ではすごいのかもしれません。
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クズとケモ耳