毎回ですが、続きが気になります。
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毎回ですが、続きが気になります。
本当に恐ろしいのはフェンリルではない。自ら考える事を止めた、暗愚な大衆だ。
続きが気になります。
政府は報償金をエサに国民を手懐けた。国民はお互いに疑心暗鬼に陥り、決起して徒党を組む事もないので、結果的に独裁者をのさばらせる事になってしまったのかもしれない。
各キャラクターの名台詞が随所に光る、作者渾身の回だと思う。
「志乃と暮らす」。ただ、その一念の為だけに、正に八面六臂の奮戦ぶりを見せた狂四郎。でも、どうなのだろう。アルカディアの人間達は、狂四郎が倒した無数のフェンリル達を見て、果たして心を開いてくれるのだろうか。むしろ、その行為に更に恐怖するのではないだろうか?。
結局、差別を好む人間は、たやすく心を入れ替えないのではないだろうか。自分が間違っていたと気付かない限り。
狂四郎の壮絶な戦い、魂の叫び。
このタイミングで親分登場。何だか狂四郎の体力の消耗を待っていたかの様。これが「群れで狩りをする」という事か。
何てこったい!!凄い数( ゚Å゚;)。
(自分も含めて)暗愚な国民が独裁者という「モンスター」を生み出してしまうのか。だとしたら、生身の人間が統率するには限界というものがあるのかもしれない。
狂四郎の台詞が印象に残る。幼い頃から、ずっと差別されてきた狂四郎にとって「アルカディア」は、自分の存在が許される、唯一の理想郷に見えたのかもしれない。でも、やはり、虚像でしかない。
黄門さま~助さんの憂鬱~
018話
第十話 鬼との遭遇!(2)