5.0
この作品に出会えて良かった
ちらほらジャンプで読んでいて面白いとは思っていましたが、コロナ禍が続いて家にいる時間が長くなってあらためて最初から読み返してみたら‥どハマりしてしまいました。
妹の禰󠄀豆子が鬼にされて、大切な家族を失って、普通絶望で闇に落ちそうなところを人への優しさを忘れずに、禰󠄀豆子をなんとか人間に戻すために鬼殺隊に入って仲間と力を合わせてラスボス無惨を倒す、ジャンプらしさをだしながら新しい主人公像を出していく作風はお見事でした。
敵である鬼にも鬼になる理由があること、特に上弦の壱や参のエピソードは胸に詰まるところがあり、思わず泣いてしまいましたし、仲間や柱が命がけで鬼に挑む様は胸が締め付けられるようでした。最終話は賛否あるかもしれませんが、コロナ禍が続く今だからこそ、絶望感が渦巻く今だからこそ、この作品を1人でも多くの人に読んでほしいです。もちろん星は5つです。
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鬼滅の刃