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ハードボイルド×美麗な絵
新宿を舞台とする、硬質なハードボイルドタッチの筋書きに、美麗な絵のタッチにより、独特の勢いとスタイリッシュな味が加わって、スラスラ読める。オススメ。
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11126位 ?
新宿を舞台とする、硬質なハードボイルドタッチの筋書きに、美麗な絵のタッチにより、独特の勢いとスタイリッシュな味が加わって、スラスラ読める。オススメ。
タイムパラドックスモノとして、とても面白く読ませていただいた。この作者の絵のタッチは本当に魅力的。ギャグからシリアスまで幅広く表現されている。
まわりの同級生にイジメられ、見返すために美しくなる…という、シンデレラストーリーの典型。まわりの追い込みがエグい。
主人公の達観した感じが珍しい。同じく、恋愛しつくした友人の姉もまた達観している。冷めた始まりが、どのようにして本気になっていくのか楽しみ。
型破りな金太郎が人としての筋の通し方を教えてくれる、痛快ヒューマンドラマ。金太郎が人に影響を与えるだけでなく、金太郎も吸収していく。その清々しさが魅力。
何故、「るろ剣」シリーズが女性に人気か考えると、絵の美麗さと影のあるニヒルな二枚目主人公、勧善懲悪のストーリーと、ヒット作の要素がふんだんに詰まっているからだと再認識した。
主人公ほのかの冒頭の幸せなシーンから、そこに至るまでの険しい(しかし人として成長できる経験)道のりがホンワカと描かれていて、とても良い。こちらとしても、「カーテンの向こう側」が、よくわかった。
序盤しか読んでいないので、実際に夫が不倫しているかどうかは分からないが、妻に対する冷めた感情が伝わってくる。妻が健気。
主人公とヒロイン同志が真面目なキャラクターで、両者のすれ違いに焦点が当てられていると感じた。面白い。
女性から男性に対しての「オトコってしょうがねぇなぁ〜」という、大きな愛に男は生かされているんだな、としみじみ感じた。「悪さしながら男なら、粋で優しいバカでいろ」という、ある歌の歌詞を思い出した。ちなみに、本作の「虫が帰ってきました〜♪」は名言(笑)
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雪人 YUKITO