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アウトローヒーローものの金字塔
白竜の見どころは、何と言っても、善人ではない、という点に尽きる。もちろん、オヤジさんや仲間に対する忠義や勧善懲悪の要素は含んでいるのだが、あくまでヤクザのロジックでの話。逆に、主人公が嫌われるのを避けるために変に美化されたり、義賊化して描かれている作品よりも好感が持てる。
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11126位 ?
白竜の見どころは、何と言っても、善人ではない、という点に尽きる。もちろん、オヤジさんや仲間に対する忠義や勧善懲悪の要素は含んでいるのだが、あくまでヤクザのロジックでの話。逆に、主人公が嫌われるのを避けるために変に美化されたり、義賊化して描かれている作品よりも好感が持てる。
以前にVシネマ版を観た記憶があるが、マンガのほうが、よりコミカルな側面が強いと感じた。絵のタッチも懐かしさを感じる。
人に結婚を押し付けるなどは、時代錯誤も甚だしいし、ともすれば、今流行の「〜ハラ」になりかねない。ただし、主人公のやりとりを見ていると、やはり結婚ていうのは、書類だけでない、生身の人間同士のコミュニケーションだよな、と感じる。
自分の存在価値を測る手段としてしか男を見ていない女性は、純愛を手に入れることができるのか?絵がきれいなので、スラスラと読める。
清濁あわせ飲む、というか、シンプルな勧善懲悪のストーリー展開でないところが面白い。が、七桜には幸せになってほしい。
主人公が双子のうちの片方、という設定を活かしたストーリー展開が面白そう。今から数百年後の未来は、どうなっているのか。文明は繰り返されるのか。壮大。
事件の影には、鬱屈した人の気持ちがある。家庭環境は、その中でも、人の気持ちを沈ませる、負の力を秘めている。冒頭を読んでそう感じた。
面白さ、ドキドキ感、主人公の無邪気さ、ヒロインの健気さ、可愛さ、元カノのあざとさ、すべてがバランス良く、一気に無料分を読んでしまった。オススメ。
南先生の作品は、ナニワトモアレから愛読しています。クルマからハンターものにテーマが変わっても、オトコのクールさと、散りばめられたギャグの面白さが光ります。
女性が家庭に入った後、何を拠り所にしていくのか…。そして、家事育児以外で輝く場を持ってはいけないのか…。夫が求めるものとは…?色々と考えさせられる作品。真琴の凛とした美しさに惹き込まれる。
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白竜-LEGEND-