4.0
前日譚
この話があったから、超名作、イニシャルDが生まれたのだなと考えさせられる箇所がたくさんあり、読み応えがあるマンガ。
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9041位 ?
この話があったから、超名作、イニシャルDが生まれたのだなと考えさせられる箇所がたくさんあり、読み応えがあるマンガ。
しげの先生の代表作「頭文字D」の世界観、イラストのタッチといった「原点」がここにある。ありがたく読ませていただいた。
みるくの邪心のない、ピュアなセリフや行動に癒やされる、ほのぼの系コミック。知的好奇心を満たすって、楽しい!
まめ師のブッ飛んだ画風とストーリー展開の虜です、私。まめ師の他作品のレビューで、「笑いの排泄」「学びがない」(褒め言葉です。何も考えずにナンセンスギャグに身を委ねられるという意味)と書かせていただいたが、本作は、まめ師のご家族や、かなりプライベートに踏み込んだストーリー展開がなされているので、生活感や周囲への愛情や優しさを感じることができる。ヒューマンドラマーとして楽しむことができる。爽快感+優しい気持ちになりたい貴方へ。
常識から解き放たれた空間がここに広がっている。何も考えず、何も期待せず、何の正しさも求めず。
絵のタッチゆえ(笑)、蛭子先生の「不条理でポン!」が類似作品として思い浮かんだが、さにあらず。あちらは敢えてのアングラスタイルや、常識の裏返しを意図的にやっているが、まめ師の作風は、ただただ狂っていて、実にくだらない(褒め言葉)。何の学びもない。でも、それでいいのだ。笑いのデトックス、笑いの排泄。読後感の良さはピカイチ。あー、スッキリした!
白竜ファミリーの中でも、かなりイケイケの抗争が描かれている。そんな動乱にも動じない、まさしく「不動」というタイトルがピッタリ。
おい、茶畑!なめてんのか!とゲキを飛ばしたくなる茶畑のダメ男ぶりに酔いしれましょう(笑)彼を見ると、面倒くさがりやの中屋敷くんのほうが、よっぽど人格者です。
いや〜、ロドリゲス先生の、艶っぽい作品群を読んでいるので、この絵柄とタッチにはズッコケましたが(笑)、妙にリアルな実情の中でのサラリーマンのブルース(憂鬱、悲哀)が心に沁みる。名作だと思います。
加瀬あつし先生の「カメレオン」のような、おバカな主人公のサクセスストーリーのような展開を期待します。
ドラえもんをはじめ、マンガには「そうだったらいいのにな」の夢が詰まっているべきだ。主人公の冒頭のミジメさがある分、応援したくなる。
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トンネルぬけたらスカイ☆ブルー