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なんというか・・・こういう話だから仕方ないんですが
続けて読んでいくと、耳慣れない病気の児童や保護者ばかり出てくるので、読んでいて違和感がスゴい。
行く先々で重大犯罪ばかり起こる推理ものみたいな違和感というか、なんというか。
面白いとは思うので、あんまり続けて読まずに小刻みに読んでいくと良いかもしれません。
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レビュアーランキング 218位 ?
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なんというか・・・こういう話だから仕方ないんですが
続けて読んでいくと、耳慣れない病気の児童や保護者ばかり出てくるので、読んでいて違和感がスゴい。
行く先々で重大犯罪ばかり起こる推理ものみたいな違和感というか、なんというか。
面白いとは思うので、あんまり続けて読まずに小刻みに読んでいくと良いかもしれません。
中国の戦国時代を描いた作品。
殺伐した時代の物語ですが、作者の独特の「間」や「画風」が、どこかのんびりとした、微笑ましい雰囲気の作品に仕上げています。
ただ、楽しむには、
「孟嘗君」「戦国四君」「白起」と言われてピンとくる程度の予備知識がないと置いてきぼりにされるかもしれません。
「秦」「戦国時代」とキーワードを並べるとキングダムを連想してしまいますが、私はこちらのほうが好きです。
連載をいくつも掛け持ちしていた人気マンガ家が、色々あってヘルパーに。
先ず始めに、昔から知っている作家さんなので、この現状に衝撃を受けました。
「なぜヘルパーに?」「マンガ家廃業してたの?」といった疑問から作品に引き込まれ、最後まで一気に読んでしまいました。
在宅介護のヘルパーとして働く現状が美化される訳でもなく、面白おかしく描かれる訳でもなく、「淡々と」綴られる…これぞエッセイ漫画といった内容。
話数も少なく、購入しやすい作品だと思います。オススメ。
終末的なタイトルですが、内容は淡々とした日常のストーリーから始まります。
序盤は小学生のゆっくりとした成長の物語から始まります。
しかし、中盤から物語は加速し、小学3年生という「子供だけど、ぼんやり大人の事情も想像できる」という目線を通して「大人の愛憎劇」が描かれていきます。
人間が直視したくない、負の面をこれでもかと突きつけてくるスリリングな展開に引き込まれていき・・・
そして、衝撃のラスト。
鬱マンガではありますが、主人公の立場ではどうすることも出来なかったのも事実。
そういう意味では「ただ悲しい話」だと思います。
ラストの女の子も、ななこちゃんなのか、白田さんなのか、含みをもたせる内容になっており、
読んだ人なりの解釈が成り立つ内容が何とも言えない読後感を生んでいます。
決してハッピーエンドではありませんが、この凄まじくも悲しい印象的なラストは一読の価値ありだと思います。
オススメ。
冴えない生物教師が、女子生徒や同僚の先生にモテまくる・・・いわゆる「学園ものハーレム」的な作品です。
この作品の特徴的なところは、登場人物がバンパイア、サキュバス、デュラハン、雪女・・・など、特殊な性質をもつ「亜人(デミ)」と呼ばれる存在だというところ。
この亜人ちゃんたちのキャラが、それぞれ立っていて面白い。
ストーリーとしては、大きなストーリーは無く、それぞれのキャラクターが持ち回りで小さなエピソードを描く「日常もの」です。ラブコメ的な展開が多め。
全体的に、ややシュールな雰囲気のある作品ですが、笑いやラブコメあり、少し考えさせられる部分もありの良作です。
オススメ。
高校生がタイムスリップ・・・という、ありがちな設定ですが、歴史知識の乏しい主人公が信長と入れ替わるというのは面白いです。
ストーリーは良い意味で「いい加減」で、時代考証や史実に囚われること無く作られていて、少年マンガらしく読みやすい内容だと思います。
しかし、反面で歴史に詳しい方は不快に思うかもしれません。
残酷な描写もあまりなく、全体的にライトなノリで歴史に興味の無い方にこそオススメしたい作品です。
余談ですが、この作品に限らず、なぜ最近の信長はオールバックなんだろう・・・
信長の肖像画ってチョンマゲだよなあ(-_-;)
オムニバス形式で「お惣菜」を扱ったエピソードが綴られていきますが、いわゆる「料理マンガ」「グルメマンガ」ではなく、ヒューマンドラマがメインです。
レシピはありません。
始めは「地味で暗い感じのマンガだな」と思いながら読んでました(なにしろ1話はネット難民と糠漬け)。
しかし、爆発的に面白いわけではないのですが、ジンと来てしまういい話や、毒の効いたホロ苦い話、「そうきたか!」と唸らされるどんでん返し・・・気がつけば、よく練られたストーリーに引き込まれて数話読んでました。
清く貧しい人たちを主役に「おうちごはん」の暖かさを思い出させてくれるストーリーです。
無料配信分だけ読みましたが、
「なにこれ?」が正直な感想。
料理を食べたリアクションが「性的な表現」ばかりで違和感しかない。
エロ本を読んで「腹が減った」とは思わないし、その逆も然り。
美味しそうな料理を見て性的な興奮を感じる人もいないでしょう。
「料理マンガ」と「エロマンガ」とは求めてるものが違うとしか言いようがない。
少年誌のエロ担当なら料理はいらないし、料理マンガに過剰なエロはいらない。
エベレストの難所K2。そこに至る最後の村に、本名を名乗らず、ただKと呼ばれ日本人と噂される凄腕のマウンテンポーターがいた。
山岳救助のスペシャリストでもあるKは金や情で動かず、ただ山々への深い理解から「登れる」と判断したときだけエベレストに挑む…。
谷口ジロー先生の圧倒的な画力から伝わる「大自然の恐怖」と、人間がいかにちっぽけな存在なのかを知らされる「スケール感」に終始圧倒されます。
谷口ジロー先生の山岳マンガと言えば「神々の山嶺」が有名ですが、こちらもオススメです。
プロレススーパースター列伝とは、
昭和の頃に人気絶頂だったプロレスを虚実入り交じる内容でコミカライズした怪作で、ある種のカルト的な人気を誇るプロレスマンガです。
こちらは「プロレスの神様」とまで呼ばれたカール・ゴッチ編となります。
なぜかコミックでは未収録だった本作が読めるとは嬉しい限りです。
無敵の実力で他を圧倒する「真のシューター」である一方、「ショービジネスであるプロレスを理解していない」と言われ続けた孤高の天才レスラー、カール・ゴッチ。
その半生を怪しさ満点で紹介する・・・この「うさんくささ」がプロレスの魅力だと思います。
そういう意味では、これ以上プロレスらしさがあるマンガを私は知りません。
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