5.0
泣ける…
ラストまで一気見…
涙が止まらない
現実に起こり得る少女たちの問題…
救いのない問題の、救いのない展開…
現実に起こればきっとただ被害者たちは悲惨な結末を迎えるのではないか
この作品ではそこに立ち向かった恐ろしいほどの執念と頭脳と友情が、涙なしには読めないラストを迎え、そして誰1人として救われていないのに、涙を拭きながらも、よかった…と思える読後感を得る不思議な感覚…
少女の性を搾取する野蛮な男たちに最悪の結末を迎えて欲しいと願いながら読み進め、モヤモヤすることなくスッキリとした気持ちになれる結末…
曖昧なところや、なんだかなーって思いはなく、あぁ…よかったねぇ…って思える
毒親との関係を断ち切るためには実刑をうけることの方が救いのある道だなんて…
最終話、早川弁護士の『大人を頼れない子供…』に関する下りのセリフは同じ大人として深く心に刻みつけられるセリフです…
今この時も、同じような被害を受け、1人もがき苦しんでいる女性がいることを、私たちは忘れてはいけない…彼女達(彼等)に実際に手を差し伸べることはできないけれど、少しでも救いのある未来が訪れることを切に祈ります…
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adabana―徒花―