3.0
アスカjrとめいみの、けんかばっかりしながらもお互い惹かれ合っているって言う、ザッツ少女漫画な設定と、怪盗という変身モノっていう設定が、まさになかよしの王道。めちゃくちゃ意地悪なキャラも特に出てこないし、後半の展開もドキドキした記憶があります。懐かしい。
- 1
90035位 ?
アスカjrとめいみの、けんかばっかりしながらもお互い惹かれ合っているって言う、ザッツ少女漫画な設定と、怪盗という変身モノっていう設定が、まさになかよしの王道。めちゃくちゃ意地悪なキャラも特に出てこないし、後半の展開もドキドキした記憶があります。懐かしい。
ストーリーは確かに子供っぽいと、いい大人が読む分には思ってしまう。まのりんの王子キャラもあと一歩間違ったらバカになってしまう笑、と思うが、国宝級の美少年というワードもみれいちゃんがめちゃくちゃ可愛い子のテイになってるも、ちゃんと画力が証明しているからオッケー!
主人公カップルが二人とも穏やかで、でも自立していて、誠実にお互いを思い合っている描写にとても好感が持てます。ストーリーも、無理のないエピソードで進んでいっているので、すんなり入り込めるし、とても丁寧な内容の作品だと思います。主人公のような優しさと誠実さを持った人間になりたい笑
個人的には、幾原さんがアニメのセーラームーン(Rまで)で出し切れなかった自分のやりたいことを全部やるために作ったのがアニメのウテナ、というのがざっくりした解釈です。幾原さんだけで完結させず、さいとうちほさんの力を借りて少女漫画に落とし込むことにもそれなりの理由があったようですが、ちょっと忘れてしまいました。
なので、アニメのありきの漫画、と思って読むのもひとつかもしれません。
そもそもこのシュールな笑いが刺さるかどうかで、その後もぼのぼのを読み進められるかがひとつの分かれ道とは思いますが、巻を追う毎に、動物たちの言葉を借りて発せられるいがらしみきお哲学が炸裂していきます。
やり場のない怒りや悲しみを消化するための手伝いをしてくれる言葉を、この漫画からいくつも教わりました。
インテリジェンスな笑いという感じ。個人的には大好きですが。話によって冴えまくってる時とイマイチな時があるのが正直な感想。多少知識がないと確かに「?」のこともありますが、意味がわかってから読むとドツボです。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
怪盗セイント・テール