3.0
後半4話くらいは悪くない
この作者さん、純朴な受けとニヒルで恋愛不器用な攻めを書かせたら右に出る者はいないくらいに思っていたので期待して買いました。しかし、蛇の目のキャラクター設定が少し浅く感じました。前作の攻めは学生独特の尖り感や受けに影響されて段々心を開いてく過程が納得のいく仕上がりだったのですが今回の攻めは、コンセプトを作者さん自体もちゃんと咀嚼できてない感じが少ししました。悪くはないのですが、「甘やかしながら段々逃げ場を無くしていく」という作戦のわりに攻めが受けに落ちるのがはやすぎるし抵抗が甘い。最後らへんの敵勢力にわざと捕まって受けを現場に呼び出して怖がらせる??とかこのキャラの路線から大分脱線してる印象を受けて残念に思いました。ただ、主人公の受けの男前さと可愛さが半端ない。まだこの作品がシリーズとして続くようでしたら、恋敵や主人公の保護者的友人などが出てきて、攻めが救いようないくらい闇堕ちするのが見たいです(まあ、この主人公のかとだから一生懸命受け入れようとしてしまうのでしょうが。それもまたいい)。攻めの溺愛感は今後に期待ですね。まあまあ楽しめた作品でした。
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