3.0
悪役令嬢という設定の意味…
こういう漫画にはありがちなのかよく分からないけど、色々設定が生ぬるすぎる。全然悪役令嬢じゃないじゃん。
まず主人公は悪役令嬢という設定だけで善良な常識人。ヒロインの方がこれみよがしに愚かな性格に描かれていて、設定がなにも意味をなしていない。
前世の記憶によって良い人化したと言われれば納得は出来るけど、設定の旨味は消失してますね。
悪役令嬢ポジだけど総愛され主人公って…そういう単純な話が好きな人は良いのかもしれないですね。
隣国の王子と相思相愛になってからは事件が起きても特にこれといった困難もなくずっとデロデロに愛されるだけ。やってくるピンチも端から見たらピンチでもなんでもなくセリフがちょっと思わせぶりだったとかそんな程度で、不安になるヒロインを周りの人達がただひたすらほんわか愛でるだけという…
一体何を見せられてるんだろうと興ざめしてしまいました。
侍女に至ってはなぜあそこまで主人公に付き従うのか全く背景が示されない。貴族の令嬢の優雅な生活を羨ましく思うとか自分も素敵な恋をしたいとか普通あるでしょ。主人公の幸せだけをひたすら願ってる感じがいかにも物語のコマというか作者目線のバイアスがかかってるというか違和感がすごいです。
王様が自分の息子の失態より主人公の幸せを案じている様な描写はいくらなんでもアホすぎるだろ…と呆れてしまいました。
それでも読み進められたのは、キャラクターの顔が綺麗なのと、この先はどんな展開になるんだろう?というのが気になったからです。隣国の王子がちゃんと政治的な思考をしてたり根回しをしたり等ちょっとした細かい演出が面白いので☆1つプラスです。
ドレスのデザインが子供向けの絵本みたいでダサかったりそもそもドレスコードというかTPOがめちゃくちゃだったり、メイドが外出先でも着替えずエプロンつけてたり、話の運びやキャラの動きが雑だったり等残念な所は色々ありますが、そもそも乙女ゲームの世界観だしこの手のジャンルにそんな所をツッコんでも意味がないのでこれ以上は割愛します。
これ以上先は配信されても読まないかな…
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悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される