4.0
淡々と
短編ばかりで淡々と進みますが、すべてがなかなかのヒューマンドラマ。生と死を考えさせられます。また、過去に罪を犯し死んでいった人々が集まる職場「死役所」の中で各職員の人生模様から、真の正義とは、悪とは何なのか?ということが更なるテーマとなっていると感じています。そして各職員はそれを模索中・・・短編ばかりなのに不思議と一気に読んでしまいました。面白い作品です!
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短編ばかりで淡々と進みますが、すべてがなかなかのヒューマンドラマ。生と死を考えさせられます。また、過去に罪を犯し死んでいった人々が集まる職場「死役所」の中で各職員の人生模様から、真の正義とは、悪とは何なのか?ということが更なるテーマとなっていると感じています。そして各職員はそれを模索中・・・短編ばかりなのに不思議と一気に読んでしまいました。面白い作品です!
この漫画について、夫に「ゲイのカップルが美味しい料理を作って美味しく食べる話」と、説明したところ「なんじゃそりゃ」という返事が帰ってきました。
が、決して「なんじゃそりゃ」ではありません。男とか女とか関係なく、人として愛し合うものが共に暮らし、生きていく・・・そういった営みを丁寧に描いている作品です。家事も料理も苦手な私はただただしろさんを尊敬し、目標としています。
また、しろさんのお母さん、良いお母さんです。弱冠とんちんかんな理解をしているとは思いますが、実際に我が子が同性愛者だったとしたら・・・やはり古い価値観の中でそれを受けとめ理解しようというのは大変なことだと思います。私の娘たちがそういった告白をしてきた時に、私はどのように受けとめるんだろうか?色々な事を考えてしまいました。
作中で登場するお料理はどれもとても美味しそうで、それを作りながら片付けていく様も素晴らしく、私としてはバイブルにしたい本です。電子版ではなく、書店で購入して手元に置く予定でおります。
ドラマがとても良かったので読みました。
ドラマよりはやや落ちるかな?という印象ですが、ドラマに有る名言はやはりオリジナルから来るものなんだなー、と感心(感動)しながら読んでいます。リアリティーに欠けるという意見も散見しますが、フィクションだからこそ生まれてくる非日常な胸キュンってのが味わえるのが良いんです。楽しく読めます。
この夫と全く同じことをウチの夫も言っていた。同じ境遇だったのでものすごく感情移入して引き込まれるように読みました。涙が出ます。
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死役所