まぁ……侵略うんぬんは置いておいて。
なんか……母星はないのに、危険思想だのなんだの意味解らん。
思想もクソも、この星の人達、この人数しか残ってないんだよね?
法律って大勢の人間を律するためのものであって、こんな両手の指ほどの少人数のための枠組みのなかでは機能しないでしょ。
自分たちと考えが違うからって隔離……マイノリティーの排除では?
木蓮の言い分のほうが解るなぁ。
いまある法律だってマジョリティに都合よくできてるだけだしね。
法律って、ようは都合の問題だからね。
かといって道徳をないがしろにもできないし。
ただ、道徳だって綺麗な世界のなかでしか成り立たない。
それを知ってるから紫苑は異分子扱いになるんだよね。
そこは木蓮も一緒か。
しかし……ギョクはどの面下げて木蓮と話そうとしてるワケ??(苦笑)
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ぼくの地球を守って
209話
第204話