5.0
人は弱くて強い。
自分の人生を生きられない人の話かと思ったら、中盤で大どんでん返しをくらった。
その人の学歴とかスペックとか関係ない。状況を受け入れて誰も妬まず恨まず、できることをやっていれば、道は開けるのかなぁと。
あるがまま受け入れて、妬まず恨まずって意外と難しい。それができていたから、人に信頼されて、助けられてる主人公。それも才能なのかも。
ご都合主義で、現実はこうはいかないよなって思うのに、どこかリアルさを感じるのはなんなんだろう。
生活は夫に頼り切りだったはずなのに、その夫については必要最低限の描写しかないのも清々しい。
面白かった。課金は滅多にしないけど、これは課金した甲斐あった。時々読み返してる。
-
0
わたし、今日から「おひとりさま」