5.0
思わず全部読んでしまった
途中まで無料という言葉にひかれ、寝る前に少しだけ見ようとしてたのに、いつの間にか明け方の6時。課金して最後まで読んでしまいました。
桜小路さんの前作がとても好きで、中高生のときにとても大好きなのを思い出しました。設定は吉原、遊郭。少しあやしい吉原独特の世界観、主人公はそこにいます。しかし主人公がTLコミックのように乱れるシーンなどはなく、そこがこの話を上品にまとめてる一因ではないかと。(私はTLなどもすきなのですが、このお話はそのような描写がない今のままが素敵だと感じました)
期限付きの儚い恋を主人公のふたりはしています。先が分からない2人だからこそ、お互いの思いは強くて、だけど、叶わないことを知っている。いつ会えなくなるかもわからない。2人の目標の到達点は、同時に2人の別れも意味するのです。もう、とてつもなく読んでてうわーーーってなります。笑
どうか2人が、将来もずっと一緒に過ごせますように。今の時点では無理だとわかっていますが、一読者としてそう願ってしまいます。
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青楼オペラ