4.0
次世代スポ根漫画
ベースはスポ根漫画だけれど、登場人物一人一人の精神面に重点を置いている辺りが現代っぽい。はっきり言って最初の方の主人公は好きじゃなかったけど、どんどん殻を破って可愛くなっていきます。
昔から独特の絵柄だけど、この作品で更に変わったなぁと思います。某ゲームに影響されたとかされてないとか…
- 0
40461位 ?
ベースはスポ根漫画だけれど、登場人物一人一人の精神面に重点を置いている辺りが現代っぽい。はっきり言って最初の方の主人公は好きじゃなかったけど、どんどん殻を破って可愛くなっていきます。
昔から独特の絵柄だけど、この作品で更に変わったなぁと思います。某ゲームに影響されたとかされてないとか…
「こどちゃ」の世界での映画、という設定ですが、一昔前の邦画ミステリーのジメジメした感じというか、空気感がよく出てるなぁと思いました。「こどちゃ」を読んでいたので「あの撮影シーンはこの部分かー!」と二度美味しかったです。
「こどものおもちゃ」では終始コメディモードだったけれど、この話はなかなかエグい…(いや、それでも時折小花節が飛び出るが)喧嘩したまま死に別れてしまう双子の姉妹が異様な形で再開する事に…想像するのも難しい展開でスリル満点です。
個人的にはわが子(の身体を使った人造人間)を自ら銃で打つというシーンが辛すぎた…
一応主軸になっている登場人物がおり、すこしずつ時系列を進めたり戻ったりするオムニバス形式です。
ドール(機械)を描く事で人間を描いている。醜さだったり情だったり…良い話も多いですが、なんか“機械=感情がない”の設定があやふやでもやっとするところがあったり、極端なエロ表現に若干ひくところもあり…なので☆3つで…
ヒロインが天然だけどイラッとしません。本当に心根が綺麗な子で…泣ける話はいくつもありますが、ヒロインがなぜ誰にでも敬語で話すのか…のくだりはボロ泣きしました。途中作者さんが手を患ったせいもあるのか、長期連載だからか、作画が最初と、最後で相当違います(笑)
大学のサークル棟の匂い(臭い?)まで感じそうな程雰囲気が細かく描かれています。斑目さんが物語が進むにつれどんどんかわいくなっていく。(作画の変化のせいもあるが)オタクの素晴らしきかな人生と痛々しさが見事に描かれています。
他の人も書いているように、ここまで育児の過酷さをひたすら描いて、最終的に育児の喜びもろくに描かれないままというのが非常に残念でした。個人的には育児の喜びよりも、そこに至るまでの背景であったり、二人は両親との関係はどうなったのかとか知りたかったなぁ
ニアミスを繰り返す二人。でも運命は強く引き合って引き合ってようやく出会えた二人。誰の前でもしゃんとしている月ちゃんが彼の前でポロッと溢す涙…月ちゃんの境遇を受け止める強い決意の包容…すごく良いシーンだった!
ちいちゃんことあきらがもう、思いっきりくらもちさんの描く男性って感じ。不安にさせまくっておきながらヒロインの事大好きなんですよ〜ズルい男だわ〜「怖い事教えてあげようか?」だったっけ?クラクラ来ますね(笑)
オムニバスドラマとそれを演じる俳優たちの物語が交互に繰り広げられるという面白い構成になっています。
嫉妬や劣等感等、主人公の人間らしさがリアルに描かれています。自分のキャラクターをそのまま役に当てられる天性の才能みたいなものを持つ人間、片や努力してもなかなか監督の望む演技に辿り着けない自分…コンプレックス感じちゃうでしょうね〜
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
少女ファイト