5.0
個人的にはこの冬ベストでした
古いアナログフィルムを思わせる、ざらっとした雰囲気。用心深く、神経の行き届いた言葉はこび。コマ割りとキャラの表情で読者に話を理解させる構成力。三者が絶妙なバランスで物語を成立させています。難しい題材を平易に読みやすく仕立ててあるのが凄い。
主人公の事情はまだ殆どベールに包まれていますので、先が長いマンガだと思うのですが、続刊をとても楽しみにしています。自分は最後まで読むだろうと確信しています。
それから…、死生観が絡む話なのである意味、日本でないと生まれないタイプのドラマです。個人的にはぜひ海外の人にも発信して欲しいなぁ…
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死役所