5.0
凄く面白い
恥ずかしながら今までこの作者さんを知りませんでした。
いや、これ無茶苦茶面白いです。
すっかりハマッて全話購入しました。
今まであまり無かったタイプの物だと思いますが、とにかく面白い。
何はともあれ読んでみる事をオススメします。
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120位 ?
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恥ずかしながら今までこの作者さんを知りませんでした。
いや、これ無茶苦茶面白いです。
すっかりハマッて全話購入しました。
今まであまり無かったタイプの物だと思いますが、とにかく面白い。
何はともあれ読んでみる事をオススメします。
私は男ですが結婚前に一人暮らしを何年かしていました。
基本的に一人で外食するのが好きではないのと、外の料理は味が濃く野菜不足になりがちで健康的ではないし、食生活が片寄ると精神的にも不安定になりやすいと思い自炊を主にしていました。
連日深夜まで仕事をする毎日で休日出勤も多かったですが、食材を捨てたくないので色々工夫して料理をしていました。
実家に頼りたくなかったので、とにかく自分が稼いだお金の中で生活することはたとえ貧乏でも恥ずかしくないのだと虚飾を排して暮らしていました。
トイレ掃除もやってましたし、汚すと掃除が大変だから汚さないように使うとか、自炊なので食器洗いを溜めずに調理しながら洗い物をするとか、とにかく仕事も生活も自立する事を心掛けました。
汚さなければ掃除も楽ですし、汚さない工夫も色々考えると結構楽しいものです。
数年後に結婚しましたがその頃は収入も安定していて少し余裕も出来たので、体が弱く寝込みがちな妻との暮らしも「出来る時に出来る方がやれば良い」という考えで乗り切れました。
「自分の事は自分で出来る」経済的にも精神的にも先ずはそこがスタートだと思います。
そしてよくある「お父さんは外で一生懸命働いているから一番偉い」という考え方が私は嫌いです。
お互いに其々の事情や考え方があるのが当然だし、お互いが違うからこそ一緒に生きていけるのです。
会社であれば「それは誰々の仕事」で良いでしょうが、家事も生き方も自分達自身の事なのでお金に換算したり仕事を押し付けるのもナンセンスだと思っています。
結婚した頃遅い帰りを妻は起きて待っていたので「自分の時間をそんな無駄な事に使わなくて良いし、起きていたければ起きていても良いけれど起きていなければいけないわけではない」「帰った時に食事や話し相手が居るのは嬉しいけど、それは義務じゃないからね」と言いました。
自分で自分の事が全部出来ると相手にそれを要求する必要が無いのです。
勿論やってあげたいと思ったり、してくれて嬉しいという気持ちは否定しないし、自然とそうした気持ちになるのが共に暮らすという事だと思います。
あの頃は中廊下の共同トイレのアパートで暮らしている独身の若者は沢山居ましたし、それでも実家を出て暮らす人は多かった。
貧乏でも良いから自分の足で立って暮らす経験が積みにくい今の時代は不幸なのかもしれませんね。
女性には散々の評価みたいだけど、男の目からは面白いです。
私は主人公の夫みたいなやり方は出来ず、溜め込のんだり遠回しに言うのが嫌いなのでストレートに言う方ですが、(特に外見重視の)女性って絶対人の話をマトモに聞かないですから、この話のように扱う方が賢いのかもしれません。
ただそれだと信頼関係は築けないですよね。
私は多少衝突があっても信頼関係がある方が良いですが、最初から信頼関係を捨てるなら良い方法なのかも。
でも信頼関係がなくてお互いが歳を取った時を考えると…やっぱり無理だ、私には…
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