4.0
姉の薫と弟のアキラ、義理の姉弟の禁忌的なお話。最初は続話が楽しみでしたが最近は読んでて『何でそうなる?』って気持ちが強いです。
二人の想いが通じ合ったのが高校生の頃。そこから8年関係が続く中で、薫は将来の事を考える様になります。
ただ、実の姉弟という訳でもないんだからそこまで罪の意識を持たなくてもいいのでは?と感じます。今現在薫もアキラも別の相手と…的な流れになりつつあり。
お湯かけ先生の作品は、内容も重くてハッピーエンドは少なくドロドロ系が多いです。
姉弟モノでも他のTLは最終的に結ばれるパターンを多く見てきたけど、この作品に関しては一筋縄ではいかなそう。
お湯かけ先生の作品の中で《弟のカラダしか知らない》が一番好きだけど、最後はこの二人に笑ってて欲しい。
とにかくアキラがモテるけど、真希もめぐみも相当ヤバい。
この姉弟のハッピーエンドが一番理想だけど、実際義理であれど姉弟の恋愛は難しいんだろうな。。。
二人がくっつかないにしても残酷なラストだけは避けて欲しいです。
完結するまでは、暗くて重くて読む気になれないけど、最後まで見届けたい。
- 8
弟のカラダしか知らない