4.0
あまりに生きづらい
女性の社会進出が浸透してきたとはいえ、社会の仕組みは女性の人生における変化にフィットしているとはいえない。
男性と肩を並べて働きながら、家事育児はほぼ女性が請け負うという「不平等」が許されている社会では、女性に生まれたことがイコール過酷な人生、となってしまい、少子化に拍車もかかるようにおもう。
主人公の旦那さんが展開する持論に、ゾッとした。
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女性の社会進出が浸透してきたとはいえ、社会の仕組みは女性の人生における変化にフィットしているとはいえない。
男性と肩を並べて働きながら、家事育児はほぼ女性が請け負うという「不平等」が許されている社会では、女性に生まれたことがイコール過酷な人生、となってしまい、少子化に拍車もかかるようにおもう。
主人公の旦那さんが展開する持論に、ゾッとした。
キラキラした自分、という理想の私像に
追い立てられて、破滅へのプロセスを
進んでいくサヤの姿が、痛々しく、哀れで
恐ろしい。
ここまで気楽になれるメンタルが、うらやましい。理解のある母親も。
家族と合わくて、早くに家を出た自分から見れば、こういう生活、異次元です。
奥さんの、ゆるふわぶりも面白いですが、旦那さんの怖さが じわじわ増していくのを、期待しています。
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夫の扶養からぬけだしたい