4.0
親ってありがたい
最初の話3話分読みました。
整形を繰り返して顔がボロボロになる過程が気持ち悪くて迫力がありました。
主人公が幸せになれないのはどう考えても、顔が悪いせいではなく、暗く僻みっぽい性格のせいですよね。
そんな彼女が最後、実家にお母さん助けてと、泣きながら電話するところはちょっとジンとしちゃいました。酷いこと言った彼女のためにお姉さんもみんなやさしくて、家族はありがたいと思いました。
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最初の話3話分読みました。
整形を繰り返して顔がボロボロになる過程が気持ち悪くて迫力がありました。
主人公が幸せになれないのはどう考えても、顔が悪いせいではなく、暗く僻みっぽい性格のせいですよね。
そんな彼女が最後、実家にお母さん助けてと、泣きながら電話するところはちょっとジンとしちゃいました。酷いこと言った彼女のためにお姉さんもみんなやさしくて、家族はありがたいと思いました。
とっても面白いです。
霊が見えてしまう少女の日々の辛さがリアルに描かれていて、自分に霊感なくて良かったあ、心から思う作品です。
悪霊の絵の感じ、とても不気味で思わずぞっとします。
不死身のヒロインではない少女が、傷つきながらも運命を静かに受け入れて、悪霊にも毅然と立ち向かう姿がとてもけなげです。
そして松美くんとの出会い。
動植物や、霊の声が聞こえてしまう少年松美くんがやっぱり健気すぎて、そしてかっこよいです。出会い、支えあう二人が幸せになってほしいと思わずにいられない。
人物描写(表情や動きすべて)も、背景や心理描写もとても迫力があって真に迫ります。
ストーリーはけっこう読後感が悪いですが、ほどよく刺激的とも言えます。
日常の何気ないことに、意味があってもなくても、楽しめるならそれが幸せなんだなぁと思いました。
ヒーロー少年はかっこいいです。ほかの方も言っているように、ヒロインがいやなやつですが、それがまた独特の読後感に繋がっている気がします。
不良が、わりと古いわかりやすいタイプなので、私はそれを見るのがちょっと不愉快でした。続けては読まないかな。
働く女のリアル‥というレビューが多かったのですが、職種も華やかだし、自分自身の独身ワーカー時代と比べると、恵まれすぎでしょーと思いながら読んでます。
それでも、やっぱり、ひとり暮らしで働いてた頃、仕事に恋に、大変だったけど、やっぱり楽しかったなぁ、こんな感じだったなぁ‥と思い出しました。今思えばジェットコースター的な感じだったなぁ‥とか。
そして今の日常も、大事にしようと思わせてくれます。
働くアラフィフの私にも、元気を取り戻してくれるサプリみたいな漫画です。
ところで、イシダの方が意外と絶対良い夫、良いパパになると思うのですが‥こればっかりは仕方ないですねえ。それが、若さ。
少女漫画にはかっこいい主人公男子はたくさん登場しますが、くらもちふさこ先生の描く男子の素敵さは別格です。
この作品の主人公「類」の大人のかっこよさ、たまりません。連載当時子供心にセクシーだなぁと思って胸キュンでした(当時胸きゅんという言葉はなかったですが)
そんな類にワガママ言いたい放題のヒロインがうらやましかったです。
ヒロインは、歌の才能を武器にのし上がりながらも、新人の売れっ子ぶりに焦ったり妬んだり、また、自分が家事が出来ないことでひがんで類にすねたり、とても人間的です。自分にとって必要なもの、大切なものがハッキリ分かってて、それに向かって突き進むところに憧れました。
今読んでも全然色あせない、どころか、むしろ今こそのおしゃれさを感じます!ラストシーンは、心に残る名シーンの一つ。必見。
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整形中毒の女