5.0
絶妙。
同性愛?友達の延長なだけ?
ひと括りにできない、言葉にしがたい登場人物たちの感情がなんとも言えない空気をまとった表題作。
わたしは嫌いじゃないです。
絵が綺麗で、他の作品ももっと読んでみたいです。
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1464位 ?
同性愛?友達の延長なだけ?
ひと括りにできない、言葉にしがたい登場人物たちの感情がなんとも言えない空気をまとった表題作。
わたしは嫌いじゃないです。
絵が綺麗で、他の作品ももっと読んでみたいです。
ふたりの男の子の目線で描かれています。
メインは友情で、ほんのちょっと恋のおはなしも織り交ぜられています。
出てくるキャラがみんな憎めなくて感情移入してしまいます。
特にアキラなんかは思考回路的にわたしと似ている部分があって「うあ~」ってなりました笑
ナオも、純粋・単純・おバカだけど許せちゃうから仕方ない。笑
一つ難点を挙げるとしたら、まだ続きがあると思ってたら【完結】の文字。
終わり方が個人的に突然だったのと、まだもう少し先を見せてくれても良かったんじゃないかな~と物足りなさが…
でも、星を削るほどでもないので☆5つで!
読後感の良いおすすめ漫画です。
中学生と先生。
って、字におこすと破壊力がはんぱない。
でも、そこに違和感とかは全くなくお似合いのカップルです!
そこまでにもっていく描き方は丁寧でうまいなーと脱帽です。
絵も綺麗です。
今のところ配信されている10話まで、あっという間に読んでしまいました。
もう、全てがいいです。
まず、絵がキレイ。
少女漫画ぽくもあるしギャグ漫画ぽくもあるし少年漫画ぽい気がするときもあるし。
飽きないです。
読む前は、フザけたタイトルだな~(めっちゃ失礼)なんて思ってましたが、ちゃんと作品の流れを汲んでるし色濃く反映されてるベストなタイトルなんだと納得しました!
少女漫画にありがちな主人公のガリ勉薄幸設定も、自分で承認欲求と自負しているあたり嫌味もないしとにかく応援したくなる女の子です!
ここでバックグランドを薄っぺらく流して描くと、何でこの主人公はこんな風にがむしゃらなのか理解できず読者は置いてきぼりくらいますが、丁寧に描かれています。
そして、何といってもディーン!!!笑
他の人が描いたら、単なる暑苦しい痛いやつ、になりそうだけど…
そうなる要素しかない笑、ぶっ飛んだキャラだけども、彼もまた丁寧に、かつ作者さんが愛情もって描かれているのがよく伝わってくる。何せ温かくて優しいひとだから嫌う要素がないと思います。
包帯とかマントとかこれから先も書き込んでいくのかなー笑なんて期待しながら楽しみにしています。
主人公の般若顔が徐々に板についてくるのがみどころです!笑
長文になってしまいましたが、それだけおすすめです!
この漫画で脱帽したのは、序盤の、石田少年を筆頭とした小学生たちの言動があまりにリアルだったこと。
石田少年ほどとはいかないにしても、似たような子ども独特の感性というか考え方、心当たりのある人も多いのではないでしょうか。
なんていう私も、「この感覚、なんかわかる気がする。自分にもあった気がする」って。
いじめ云々ではなく、「子ども独特の」としか言えないけど邪気のない、でもそれ以上に残酷な行為や言葉の数々。
そんな、取り戻せそうにもない過去を石田のもがく姿は胸がしめつけられそうです。
色々な受けとり方があるかと思いますが、わたしは彼の子どもから大人になる描かれ方に思うものがありました。
お父さんが亡くなってしまってからの約一年ほどの犬だけでの時間を見てると泣けて仕方なかった。
ドライブという名の車中生活でも、二人ともが笑って、幸せそうで、それまで生きてきた中で最高の時間だったんだと分かる。
お互いを思い合うって、言葉では容易いけど難しいこと。それを体現した泣けるお話。
何なんだろう。
いくえみ先生の作品は、スピード感ていうかページめくるスピードが他の漫画家さんと段違いに上がってしまう。個人的にはだけど。
1話の一言目と終わりの台詞が巧いというか、オシャレといく、そう来るかーー!参りました!みたいな。
洒落た言い回しはいくえみ先生のが一番すきです。
主人公であろう、あっつは、何かもーイイやつすぎてちょっとモヤモヤしましたー笑
もっと器用に生きれるのにー!みたいな。
でも、そんな不器用な彼みたいなのが大好きなんです。笑
自分に都合のいい考えをみんな個々で持ってたり、罪悪感とか自己嫌悪とかはたまた正義感とか?
絶対みんな感じたことある感情をうまーく、それはまたうまーく表現されてて脱帽。
いくえみ先生のマンガは、どれも一筋縄ではいかない、でも人間の性というか本質みたいなのを突きつけてくるから、読後いつも考え込んでしまう。それは、良い意味でね。
登場人物みんな幸せになってほしいって心から思ってしまう人間模様が広がっております。
短編集です。
短編集、となるといくら好きな作者さんといえど好き嫌いは少なからず出てくるものではないかと思うのですが。
これに関しては、全部良いです!!
と太鼓判押せちゃいます。
ベストオブ短編漫画に推薦します。
これは、ひるなか獅子尾先生激推しのわたし個人の呟きなので悪しからず。
短編です。
かなりライトに読み進められます。
なんせ、獅子尾先生のその後を描いた『隣の男』が秀逸すぎます。
何なら、この1話で☆5つ分評価です(失礼すぎる)
獅子尾ファンが首をながーくして待っていた彼のその後のお話です。
獅子尾先生のあの味のあるアパートの隣人鮫島さんという女性の一人称で進みます。
それなのに、獅子尾先生のちゅんちゅんと別れてからの生活というか心の中が垣間見えるような。
やはり彼には幸せになってもらいたいものです。
というわけで、やまもり先生もちらっと仰ってたように『隣の男』の続編を是非連載していただきたいです!!!
完全にレビューという枠組みから外れてしまってますが、この思いはわたしだけではないと思います!!
一作一作短編で、進展は早いはずなのに、主人公の女の子たちの気持ちの移り変わりに温度差なくついていけるし、丁寧に作られていると思う。
不要な描写がなく、全部意味を成したコマの集まりだから出来ることなんだろうな。
とくに個人的には最後の短編。
すっごーおく好きです。
物語のイメージとしては、冬のシチュエーションのせいもあるかもしれないけれど、キンと冷えた瑞々しい空気感の中にホワッとした温もりとか優しさがジワジワあふれてきだして…
「恋」っていう字は『いとしいとしと言う心』なーんて。
素敵なことを思い付くもんだ昔の人は。
とどのつまり、その感性を見事に描ききった作者さまも素敵です。
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あのこが泣いた