5.0
息づく想い。
話もキャラも優しい、良作。
安易なお涙ちょうだいでなく、丁寧に丁寧に話を紡ぐ。
1話のボリュームも驚きの1つだけど、素直に泣ける貴重な作品だと思う。
昔も今も、当たり前だけど笑って怒って泣いて過ごす日々。
強い想いを今で、ほどく。これからも見続けたい話です。
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話もキャラも優しい、良作。
安易なお涙ちょうだいでなく、丁寧に丁寧に話を紡ぐ。
1話のボリュームも驚きの1つだけど、素直に泣ける貴重な作品だと思う。
昔も今も、当たり前だけど笑って怒って泣いて過ごす日々。
強い想いを今で、ほどく。これからも見続けたい話です。
序盤の流れや主人公達の性格や振る舞いは、確かにギャグで小気味良いです。
が、それだけが強み? いえ、シリアスや青春に焦点を当てた時の深みや切なさも、超一級です!
キャラの掘り下げもこの作者の強み。濁流のようなギャグと苦悩、それから清々しい空のような瞬間は、これからも期待大です。
それぞれの想いや人間模様に引き込まれ、一気に読破してしまいました。
各々考えるところも、欲するパートナーも違う。己を貫く難しさや、地方であるが故の温かみと表裏一体の好奇の目。
求める幸せは同じ筈なのに、止むことはない噂。今後ずっと続くだろうこれらに気付きながらも、彼等はすくと立ち上がる。その新芽さながらの潔さ。
右に倣える人が是とされるこの国では、理解の難しい個性は出る杭だ。さぞかし生き辛かろうことは、想像に容易い。しかし清々しさの裏の苦悩を引き連れても。彼等は前を向く。明け方の薄闇に似た、心の覆いを駆使しながら。
彼は誰、と問われれる仄かに暗い明け方。
誰であろうとなかろうと。早朝から暫くの後に訪れる時が、皆等しく。
眩しいものであらんことを。
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お迎えに上がりました。~国土交通省国土政策局 幽冥推進課~